2021-01-01から1年間の記事一覧
野沢温泉の観光スポットである天然記念物の麻釜(おがま)に近く、大正時代に建てられたという木造三階建ての奈良屋旅館さん。築100年を経過した建物は確かな木造の軋みがあり、時代と共にリフォームを重ねていながらも、梁や柱などにはかつての趣きを残す9…
昔ながらの旅館スタイルがそのままに残る山田屋旅館さんは、全7部屋という小振りの旅館です。昭和館が残る館内はまさに湯治のお宿の情景を残し、天然記念物の麻釜(おがま)から引き湯された湯舟を持っておられます。 旅情 お部屋 お風呂 内湯 外湯 お料理 …
日本三大美人の湯である「湯の川温泉」は数件のお宿がある鄙びた温泉街です。そのうちの1軒が「湯宿・草庵」さんです。公式HPの説明を見ると、古民家再生と洋家具のアンティークを融合させ、「復古創新」をコンセプトとしたお宿に仕上げてあるのだそうです。…
同じ宮津温泉街には有形文化財に登録された茶六本館という旅館があります。本館のすぐ近くには「茶六別館」という料理旅館があります。こちらの別館も本館に負けず劣らずの文化財のような木造建築の威風堂々の立て構えのお宿です。そして、料理旅館と謳うだ…
富士屋ホテルさんは、明治に日本初のリゾートホテルとして誕生し、他のクラシックホテルと同様に終戦後は米軍に接収されてなお当時の趣きを留めています。140年の歴史ある建造物は1997年に有形文化財に指定され、木造建築のホテルとして現存しています。 最…
アルプスに行く予定だったが、どうやらあちらは雨の模様。テント泊が久しぶりにしたくなり路頭に迷っていたら、西日本は晴れの山が多いではないか。手軽にいけるのなら1つしかない。日本百名山でもある関西最高峰の八経ヶ岳を目指す弥山でテントを張ること…
開湯1400年を誇る辰口温泉は金沢から最も近い温泉地なんだそうです。多くの文豪に親しまれた辰口温泉にある「まつさき」さんは創業江戸時代。今では本館と新館でそれぞれの厨房を持ち、それぞれの料理長が献立を創作するという何とも贅なお宿です。 旅情 お…
シワガラの滝に訪れるのは2度目ですが、前回の往訪時に比べると観光地化が進んでおり、駐車場や案内板がとんでもなく充実して迷いがありません。秘境雑誌に紹介されすぎて、現在では秘境ですらないかもしれません・・・。最初に訪れた時は野性味溢れる駐車場…
兵庫県では珍しい濁り湯が楽しめる七釜温泉。関西の方でも湯村温泉や城崎温泉は蟹を食べに訪れたことがある、同じ日本海にありながらも七釜温泉はどうかというとあまり周知されていません。昭和30年に井戸掘りをして偶然に沸いた温泉が七釜温泉の始まりだそ…
阿瀬渓谷は前々から行ってみたいと思いつつ足が伸びませんでした。高い山に遊びに行くにはまだまだ季節が早く低山という気分でもなく。温泉にでも行くかと予約したのは七釜温泉。何かアクティビティはないかと探っていたら、ちょうど阿瀬渓谷のことを思い出…
かつては賑わいを見せた岩井温泉も、今や3軒のお宿のみとなり、さらに営業しているのは2軒だけです。残ったお宿の1軒が、今回お世話になった創業1615年の老舗旅館「明石家」です。これまで、はす向かいにある岩井屋さんにお邪魔したことがありました。そして…
前から泊まってみたかった岩井温泉の赤石屋さんに予約はいれたものの、登山ではなくちょっと歩きたいと、思いついたのが以前から気になっていた扇ノ山。駐車場から標高差260m程度で、直線移動が3.2㎞とお手軽なハイキング。駐車場発は11:50、山頂着が13:1…
菊屋さんは創業400年、さすがに創業当時の面影とは違う今の様相。しかし、夏目漱石さんが滞在したとされるお部屋が残っており、大正時代の建物も現存している文化財のようなお宿です。ただ、多くはリフォームが施され、快適に過ごせるようになっています。共…
雲仙観光ホテルさんは昭和10年に建設されて築80年以上経過した木造建築のホテルです。これまで泊まったクラシックホテルと同じく、雲仙観光ホテルさんもやはり米軍に接収された歴史をもちながらも、当時の姿が保たれています。現存する木造3階建てのホテルは…
標準コースタイムは上りは1時間40分、下りは1時間20分でしたが、実際には上り1時間20分、下りは1時間あるかないかぐらい標高差600mの山行でした。紅葉は綺麗だし飽きさせない急登と絶景の尾根歩きは休憩を忘れさせる程。赤丸の下蒜山登山口に車を駐車。下、…
この旅でお世話になった「いわゆ」さんは、足湯、飲泉所、ホルスミン効果の外湯、射的場などの娯楽施設などがある、三朝温泉街の中心に位置する好立地なお宿です。 旅情 お部屋 部屋付露天風呂 お風呂 男湯 女湯 お料理 夕食 朝食 まとめ 宿泊料金 旅情 玄関…
春陽館さんを発見してから訪れてみたいと思いつつ5年が経過。九州には2回訪れていますが、関西からは幾分遠く登りたい山や観光地を選別していたら、お泊りにくる機会に巡り会わなかったのです。 旅情 お部屋 お風呂 本館大浴場 山頭火の湯 別館内湯 茂吉の湯…
あらや滔々庵さんは山代温泉街の中心にあり、温泉街のシンボルでもある共同浴場の古総湯の目の前という何とも好立地な所にあります。そして、前田家の入湯宿としての湯番頭の命を受けて、現在は十八代目の歴史ある温泉宿です。 旅情 お部屋 お風呂 瑠璃光 原…
コースタイムでは赤線の上りは3時間30分、青線の下りは2時間30分。休憩時間は合計1時間と少しぐらいで、要した計7時間20分の山歩き。標高差は1300mで急登が続くタフな登山道。山頂付近からは白山と大野市街を臨める日本百名山になっている荒島岳。先人の足…
河内の奥地にある南天苑さんは、建物は明治建築界の開拓者「辰野金吾」さんにより設計されたものだそうです。もともとは、堺の浜のほうにあった銭湯や娯楽施設だったものを、昭和10年に現在の地に移築されたそうです。 南天苑さんに訪れる前に、同じ河内長野…
超絶に旬であるススキの原がある岩湧山。気温は低めだが天気は悪くない。休憩とトイレタイムを取りながら、上りは赤線「きゅうざかの道」1時間30分、下りは青線「ダイヤモンドトレール~いわわきの道~みはらしの道」を上り1時間20分程度のお手軽登山。自分…
スキーでは度々お世話になっている御嶽山。2014年に噴火した時は、自分が山を登るなんて思ってもおらず・・・。何故か山登りにハマって、有難い縁により2回目の御嶽山にお邪魔しました。本当は前日に登る予定で車中泊までしたのですが、雨嵐のため「朝日荘」…
岐阜下呂の飛騨小坂からも1時間の険しい林道、長野県木曽福島からも1時間。交通の便が最高に悪く、冬は雪深過ぎて訪れるには過酷を極めます。それ故か、御嶽山の麓にある秘境の濁河温泉は数軒のお宿しかありません。夏と冬に訪れ、この度3度目の往訪となりま…
三朝温泉の中心街から少し外れていながらも、歴史ある建物のその姿は昔のままに留め有形文化財に指定された「旅館大橋」さん。天皇さんから勲章を授与される程のお料理を創作する料理長さん。その料理を再びちょうだいすべく2回目の宿泊。の予定でしたが、先…
岡山県立森林公園から上る千軒平へおじゃましてきました。何故に山や岳ではなく平という名前が付いてるのでしょう。山行時間は休憩時間を除いて3時間、標高差350mぐらいのコース取りです。Google mapで下調べして良いとこだけ見れるように歩いてみました。…
四万温泉と言えば有名なのは積善館さんですが・・・。実はもう一軒、文化財のような玄関と宿泊棟を残されたお宿があります。それが「四万温泉 たむら」さんです。館内は広く見所もあり、浴場もたくさんあり、食事の内容も凝っていて申し分なく、詳細をお伝え…
前々から訪れたいと思っていた日本百名山の日光白根山。冬季は通行止めとなっている奥日光から、前泊した「日光湯元温泉 やまみず樹」さんから国道120号線を通って、午前9時に丸沼高原スキー場の駐車場に到着すると、びっくりするほどに駐車場は満車状態。何…
日光湯元温泉には数多くのお宿がありますが、源泉にもっとも近い「やまみず樹」さん。源泉の温度が高く加水しているお宿も多い中、源泉かけ流しを提供している数少ないお宿です。 やまみず樹さんに訪れる前に、近所の戦場ヶ原でハイキングしてきました。よか…
那須岳登山を計画していたが、午前中の天気がよろしくないということで、天候が悪くても気軽にハイキングができるという戦場ヶ原に行ってきました。観光名所の湯滝から戦場ヶ原の真ん中にある展望所まで歩いて、戦場ヶ原を一周するプランに急遽変更。 前日は…
塩原温泉でも塩分を多く含むお湯が湧く秘湯があるという。かつては他に旅館があったかは定かではありませんが、現在はお宿が2軒しかなく、そのうちの1軒が柏屋旅館さんです。 旅情 お部屋 お風呂 内湯 男湯 女湯 貸切風呂 雄飛(ゆうひ)の湯 かもしかの湯 …