いい温泉宿、おいしい料理宿

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再び訪れたいお宿探訪と趣味のブログ

荒島岳【福井県 勝原コース】~名前の如く荒々しい標高差1300mの急登が続く登山道、百名山に偽りはなく頂きから見る(加減が分からない)眺望は登頂者の特権?~【2020年10月】

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コースタイムでは赤線の上りは3時間30分、青線の下りは2時間30分。休憩時間は合計1時間と少しぐらいで、要した計7時間20分の山歩き。標高差は1300mで急登が続くタフな登山道。山頂付近からは白山と大野市街を臨める日本百名山になっている荒島岳。先人の足跡からは、労力に対する眺望などの評価は・・・とても微妙・・・。「最高です!」とか「食わず嫌いは良くない!!」という声はあまりない・・・。百名山にも関わらず、上りがきついと言う評判が多い。我が家は百名山にこだわりがある訳でもなく。これまで訪れる予定はしておらずこれからも無いと思い、白山の眺めが良いお隣の赤兎山や経ヶ岳などを登っておりました。むしろ白山を眺めるなら、そちらの方が良いかも。知人が「荒島岳行ってきたで」というので、「どうでしたか」と返すと、「下ってきたら足がへろへろよ」と、ハイライトの感想は一切なく。山頂に立つと「なるほど」と光明が差したかのような感覚。周辺に登りたい山も無くなったので、とりあえず登ってみることになりました。

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北陸道南条SAで車中泊をして、福井県大野市の勝原スキー場跡の駐車場まで小1時間。駐車場はかなり余裕があります。登山客が多くなるのか、ここより下の場所へ臨時駐車場を設けてありました。到着したのは早朝6時。すでにたくさんの車が駐車してありました。この駐車場にはトイレも整備されています。奥の建物がトイレとなっています。前泊者も多いのか。

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登り始めたのは6時半。トイレ脇から登山道がついています。正確には旧スキー場の整備道かな。簡単な登山道と駐車場の案内がありました。何とも親切です。

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出だしは勝原スキー場跡の、舗装された斜面を登っていくことになります。

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コンクリートの舗装路を、皆々黙々と上がっていきます。舗装路は歩きやすいのに、何故に登山となるとダートの道を歩きたくなるのか不思議である。急登をジグザクのZ字に上りゆるゆると標高を上げて行きます。噂通りにかなりきつい上り。

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スキー場のトップに到達して、ここからガレ道に変わります。空は白くなっているが、旧勝原スキー場の夜明けはまだ来ない。

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登山道の晩秋を支える花はヨナメか。花弁と弁は開ききった、儚くも冬の訪れ。

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朝日が差し込んできて明るくなってきました。身の丈を終えるススキなど草の間を進みます。相方は寒がりなのでダウンを着ていますが、上りの暑さが加わると分厚いアンダーウェアかソフトシェルを着るぐらいが丁度いい気温。体感的に10度前後。

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こちらは少し元気があるヨナメ。どこにでもいる種ですが、晩秋を向かえ彩りがない山には心安らかな拠り所。

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日がだいぶ差し込み、標高も上がって谷も深くなってきました。

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ガレ道に入ってから落ち着かないのが足元です。この画像では、まだ歩きやすい状態ですが、ガレザレの急登が続き足元が本当に落ち着かない。

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山頂から見ると、雲海になっていそうな帯状の雲。日が昇ってくると、気温も上がってきて体温管理もしやすくなってきました。

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温かくなってきましたが、足元はまだまだ歩きにくい状態が続きます。

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上りの苦しさの代償に景色が開けてきました。丸見えの背景は経ヶ岳か。

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空は広くなり平らな場所にでました。

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往く登山道には、荷の運搬用と思わしきリフトの残骸がありました。こういう分かり易い指標があると助かります。ここで5分ほど補水と軽い行動食をとって備える。

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さらに歩みを進めていくと荒島岳登山口の標識が現れます。ここまでコースタイムと同じく50分ほどですが、ペースはいいが結構疲れていたのでペースダウンで体力温存作戦へ。

相方の「まだ行くんか~~?」のcallが掛かる!!これからが本番ですやんw

先ほどよりも歩きやすい木の根とダートの道に変わります。ガレと階段は苦手です。

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紅葉に囲まれているけども、静かな森はまだ青さが残る。

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木の根と落ち葉の登山道は、標高が上がると共に、朝日が差し込むにつれて緑から黄金の森に変化します。最後の一枚に荒島岳山頂までの表記があるが、擦り切れて読めず。

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森の景色は最高潮の彩。急登で疲労が増してきた足に引っ掛かる木の根。

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大野市の平野が木々の間から覗き見れるようになってきました。

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木造階段が次々に現れ急登で休みを与えない。先人たちの記事通りだ。

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しんどいが上を向くと、心静かになる秋の情景に癒される。

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横を見ると朱のカエデ。夏の青い若々しさもいいが、紅葉による生物の時の流れは言葉に表現できない。若い頃には何も感じなかったのに、、いつ頃からですかね、こういう感情が湧いてきたのは・・・山を上り始めてから余計に感じる。悦に浸っていると、後ろで相方が「しんどいわ~、まだ~?」と連呼。悦がすたこらと逃げていき、そもそも半分もきてないやろw

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上っていくと幹にコブを付けた老木。

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何があったかは分かりませんが、人間と同じで木の癌(ガン)とか言われています。だが、植物はそんなこと気にもしていない様子ですが、枝は枯れて葉は少なく弱っている様子は伺える・・・。

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やがて、少し眺望が開けた場所に到達です。多くの人はここで休憩をとっていました。

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足元の表記には935mとあります。半分の700mぐらい上ってきたかな。白山が良く見えるとある。山行過程としては2/5だそう。

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白山は11月前には白い冠があります。今年の10月は冬が早く初冠雪が、温暖化前と同じぐらいのようです。

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急登は続きます。木の根の自然階段。

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さらには人工階段で体力を奪われ、前を見ると空が開けたか?尾根っぽい!?

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尾根に上がって山頂まで2㎞の標識。ここまでくると木々には葉を保持する元気はなく冬の様相です。傾斜も少し緩くなりました。

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尾根に上がってからは、整備された緩い上りを少しずつ上がっていきます。登山道は地元の荒島岳愛好家によって保全されている。ありがとうの言葉しかありません。

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先行する登山者を追いかけるように、階段をゆっくりと上っていきます。陽光の差し込みが強くなってきて暖かくなってきました。

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油断をしていると、急登と急階段の繰り返しで、やはり休ませてくない。夏に行った徳島県の三嶺を思い出す。真夏だと体力かなりもっていかれそう。ここで下から追いかけてこられたご年配の女性。

むちゃくちゃペースはえーーーーー!!超軽装というわけでもなさそうでしたが、あっという間にお姿は見えなくなってしまいました。息もほとんど上がっておらず狐か?そもそも人外の者か・・・。

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おや!?地図の方向を確かめると、木々の間から見えているのは荒島岳の山頂?

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ブナの林を抜けると空がまた広くなってきました。相方がいつものように「山頂~?」と尋ねてくるが、「ここからまだ1時間ぐらいあるで」と返すと ('A`) この顔である。

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シャクナゲ平に到着しました。右へ行くと小荒島岳、左へいくと山頂です。コースタイムより少し早く余裕があります。2時間少しを要して標高1000m近く上げました。補水と捕食で10分程休憩を。皆さんも休憩タイム。

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足元の落ち葉には霜が付き凍りついていました。上りで身体があったまっているので、そこまで寒さは感じることはなく。

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標識の足元には山頂まで1.5㎞の案内板。足は疲れてきているが、気温が高いよりも低い方が体力は逃げないので自分には楽。相方は終始「あついやん!」「さぶい、さぶいわ~!しんどいわ~」を繰り返すので、「どっちやねん!?」と聞くと「どっちもじゃ!!」と逆切れ。確かに、動くと暑い急登、止まると冬のような10度以下の冷気なので、言いたいことは分かる。しかし、自然の音や晩秋を楽しんでいるのに、「寒い・暑い・しんどい」と交互に繰り返す訴えがとにかく延々とww まぁいつものことなんですが。

相方も「退屈しなくていいやろ(゚∀゚)」である。

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今回は立ち寄らなかったですが、小荒島岳からは山頂からの尾根筋が見えるようです。小荒島岳からの「中出コース」の方が、もしかしたら上がってきている感がありそう。

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さてさて、山頂へ向かいます。シャクナゲ平からは尾根道らしく、ひとたび下ってからの山頂までの上り返しがまっています。

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下り始めてすぐに「佐開コース」分岐が出てきます。

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鞍部への下り途中で見上げると、太陽がどうやら登頂したようです。頂きがまぶしい。

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下りきって、尾根の凹の鞍部の平たい道を歩みますが、相方の顔は疲労度も高い。

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上り返しが始まりました。少し進んで滑落の看板が現れます。緩い上りだけどなぁとおもっていたら・・・。上り返しまで20分。上り返しはこれから直登40分。

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鎖が張られた急登は、垂直とまではいかないものの、ご年配の方は苦戦するかも。

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急登の合間で振り返るとこの景色。

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斜度60-70度ぐらい有るか無いかで、足場はしっかりと確保できるので、ポールをついて上れる余裕はあります。

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標識はあるが文字は全く分からない。人工物があるだけでそれはそれで安心。

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相方が「キノコ!」と叫ぶので一画。直径1㎝程度で質感はヒラタケ。調べても分からず・・・。

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アドベンチャーな岩登りもあり~~~

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白山も頭を覗かせます。

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大野市街の全容も先ほどよりもはっきりと。

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太陽の角度が変わって山頂からは離脱。おてんとさんも下山の模様。登山者は多いのに熊笹はへこたれず、身の丈もある熊笹が遮ります。

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登山道には霜柱の残骸が。しゃくしゃくした感触が楽しめるので、先行した登山者によって弄(もてあそ)ばれた後でした。

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頭を覆う木々がなくなると、整備された笹道を山頂へ向かいます。人も多くなってきたので、すれ違いざまにはマスクを。挨拶は会釈かraise handで。自分は失礼ながらマスクで会釈させて頂いております。最近は会釈だけの人も増えてきました。

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山頂へのビクトリーロードが見えてきました。歩いても近づかないのは尾根歩きのご褒美。

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分岐はないのですが、直角に曲がる山頂への標識。

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普段は景色とは無頓着な相方。珍しく振り返り景色を確認。体力に余裕があるのでしょう。

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枯れ野の先に見える山容の光と影は美しい。

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笹原の行きつく先には祠(ほこら)がある平らな山頂。到着したのは10時20分。

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山頂からは大野市街と日本海まで丸見えで、空は雲一つない青い空。思っていた以上に良い景色やん。

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白山方面も眺望がしっかりとありました。あの頂きにいたのは4年前か。とても最近のように感じるのは年だなw

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相方に死んだような表情はなく、珍しく穏やかな表情での山頂ショット。よく見ると後ろには、こないだ登った御嶽山に、乗鞍岳、穂高連峰も見えている。事前情報よりも景色いい!!

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市街地と白山のワイドショット。画を撮るためウロウロして気付いた。高い岩とかに上がらないと全体が見えない。しかも、山頂の笹原が広すぎて、パノラマ眺望が効きにくいのだ。切り取った一枚の景色はいいのだけど、これは確かに景色の感想は説明しにくいわ。

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賽銭箱にお銭を入れて「神さん、無事に下山させてくんなはれ」。

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山頂には方位盤が置いてありました。新しく見える。

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大野市街とは反対の山波。高山の魅力もあるが、低山の何処までも続く山波もいいものだ。

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寒いのは分かっていたのでバーナーを持って上がって、ラーメンとコンビニおにぎりでお腹を早々に満たして下山です。撮影と昼御飯の山頂滞在時間は30分。止まると寒いので、相方は再び厚手のダウンを着ておりました。山頂は陽光があったので、自分は風さえ防げたらいいので、レインウェアで事足りるぐらい。

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尾根道は下りの方が景色に目を奪われます。笹原の下る道も丸見えで気持ちがいい。

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凹の鞍部まで下りてきました。山頂でしっかりと休憩をとればいいのに、我が家は御飯を食べたらいつもすぐ下山。すでに足の疲労はMAX・・・。

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小荒島岳の分岐も足早に通り過ぎ、木々の間から山頂を再度仰ぎ見る。

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膝が痛いと言い出した相方だが、「膝が痛いのは気のせい、気のせい」と呪文を唱えながら下山し始めます。いつも山頂と下山の休憩は皆無だから足の負担が大きい。

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上りでは気付かなかった、物凄く瑞々しい綺麗なサルノコシカケ。

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これまた上りでは気付かなかった「トトロの木」。3年前の記録ではすでに倒木となっている。

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搬器がある所まで戻ってきました。「あ~~膝が痛いのは気のせいじゃないみたいに痛い」どうやら呪文が効かないぐらい痛くなってきたようだ。しかし、「温泉入れば治る!!!」「温泉♪温泉♪」呪文を変えてきましたね。

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最後のガレ道がかなり堪えます。

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駐車場が見えてきたーーーー!下山ではほとんど休憩をとっていないので、大腿部の筋肉の疲労がきつく膝が笑います。

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上りも下りも一番しんどかったのは、やはりこの舗装路。人工的な斜めの傾斜は休まるところはなく、さらに筋疲労を促進させる。相方はどうも、膝関節の外側にある大腿筋膜張筋腸脛靭帯移行部が痛いらしい。実は自分も痛い。前向きはしんどいが後ろ向きなら傷みを抑える事ができるので後ろ向きに2人で下りる事にw はたから見るとさぞ奇妙な夫婦であったであろうww

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下山完了が13:30。登り始めた時よりも車の数が多く大盛況でした。どうやら、臨時の駐車場まで車が溢れたようです。登って良かったなと思わせてくれる山であることには偽りはなし。ただ、周辺には百名山に命名されていなくとも、白山を愛でるいいお山があるので、百名山にこだわらなければ、お気に入りのお山を見つけるのも面白いかと思う。ただ、荒島岳は足腰に負担を掛けない、休憩をたくさんとっての、ゆっくり登山がいいなと思いました。 ほんとヘロヘロ・・・。

さて、荒島岳勝原登山口から1時間とちょいと離れていますが、膝の傷みを癒しに本日のお宿「山代温泉 あらや滔々庵」さんに向かいます。

 

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