低山ながらも山頂は森林限界のように開けた眺望が楽しめる若杉山。気軽なマイナーマウンテンながらも季節の花々が出迎えてくれ、整備の行き届いて散歩やハイキングと言った感じで登ることができます。 実質の山行時間は往復2時間程度で、山頂は標高1021mと…
マルワ渡辺水産さんは山陰・関西の日本海側で手広くお宿経営をされており、そのうちの一軒が「湯村温泉 魚と屋」さんです。鳥取県、京都府にもグループ旅館をお持ちで、同じネーミングの「魚と屋」という名前なので実に分かり易い。同じ湯村温泉街には「とみ…
12月になると南紀ではクエを提供するプランがちらほらと現れます。白浜温泉周辺ではクエ料理を通年出しているお宿やお店もありますが旬はやはり冬季。希少な魚だけあって、揚げ、焼き、刺しとスタンダードな会席を出しているお宿は多くはありません。他に気…
白骨温泉街の最奥にある本館は近代的な斎藤旅館として営業しています。その手前にある鄙びの木造屋が湯元斎藤別館さんです。積雪期は営業はしないという季節限定のお宿で、豪雪地帯ゆえに冬に営業するには色々と難があるのでしょう。もともと賓客を迎い入れ…
鳥のウンが付いた山頂碑。なんという奇跡的なピンポイントにウンが付いた西穂高独標はさぞかし運気が高いのであろう。そのウン気にあやかりに偶然が偶然が重なりにお邪魔することに。 10月に入ると2000mを超える山には雪が降り始める季節。我が家の秋冬登山…
日頃の疲れが溜まると、美味しい食事と静かな空間に身を置いて、ぼんやりとしたなぁという気持ちになる・・・そうすると必ず行きたくなる八ツ三館さん。若かりし頃、八ツ三館さんに初めて訪れる前までは、日帰りの秘境・秘湯・源泉巡りをしていました。温泉q…
奥飛騨温泉郷でも、ひっそりとした福地温泉街に「ひだ路」さんはあります。福地温泉は知る人ぞ知る温泉郷の1つで、正直なところ観光地の上高地や穂高ロープウェイを利用するには、車では不便はなくとも公共交通機関でのアクセスは1つ手間が要ります。ただ、1…
既に周回遅れになっている記事ではありますが、2021年9月の焼岳の登山記録を。 いつもお世話になっているヤマケイさんの地図を拝借。少し見やすく上高地をいれて広域の地図を入れてみました。ヤマケイさんのタイムコースでは登りが2時間50分、降りは2時間10…
スニーカーや普段着で周遊できるぐらいのお手軽ハイキングで絶景を味わえる大台ヶ原。5年前?もっと前かも?の紅葉シーズンは駐車場はガラガラでした。流行り病開けで関西のメディアはこぞってテレビでもラジオでもアピールしまくるので、駐車場からびっくり…
奥飛騨には、平湯温泉、新平湯温泉、新穂高温泉、福地温泉、と境は明確ではないが、何となくまとまった温泉街が点在しています。平湯温泉は上高地の玄関口にあることで有名ですが、同じ奥飛騨の温泉地としては福地温泉は知る人ぞ知る静寂の喧噪が似合う秘境…
佐津温泉というと兵庫県民でも知名度は低い・・・。香住というと「あぁ!?」というが適格な場所は分からない。ズワイガニ水揚げ量NO.1の浜坂温泉の隣にあり、9月には紅ズワイガニの漁が始まる。最近では香住カニと銘しブランド化されています。香住にある温…
日本三名泉である下呂温泉にあって、都会のホテルのように中華、洋風、和風と3つのレストランを有し、4つの館を持つ大型旅館の水明館さん。温泉にも料理にも程々の興味はあったが、飛泉閣の特別室の滞在でフレンチを食し満足。おっさんになって食に飽いた頃…
大型宿泊からビジネス利用まで幅の広い宿泊ができる下呂温泉にあって、「みやこ」さんは部屋数全19室のプライベート感が溢れる湯宿です。下呂温泉の中心街から少し外れた高台にあり、静寂の空間はコンセプト通り大人の隠家といった雰囲気を醸し出し、飛騨牛…
奥美濃と呼ばれると、スキーをしている身としては白鳥、高鷲というイメージです。すぎ嶋さんはスキー場とは無縁の西美濃といったほうがいいのか、郡上八幡ICから山の奥々に35分も入る秘境の地。「日本秘湯を守る会」の会員宿でもあり、温泉の良さは折り紙付…
開湯八百五十年の三朝温泉は世界規模においても、稀な程にラジウムの含有量が多い温泉が湧出しています。しかも、湧出深度は浅く数メートル掘れば温泉が湧き出すと言われています。これまで訪れた三朝温泉の他旅館さんでも、足元自然湧出の浴槽は地下3メート…
な 初春や初夏には高山は雪が残りスキーにも不十分で登山初心者にはつらい季節です。西南は初夏に近いと雪はなく、シンボルになる山を眺める低山の楽しみを再発見することができます。 三平山は漢字からすると「さんぺいさん」と呼びたくなります。実の読み…
国道を走っていると突如看板が現れ、農道を走っていくと農村の中に佇む秘湯の一軒宿に出合います。金沢市と加賀市を結ぶ小松バイパスから10分足らずとアクセスが良い。しかし、南には加賀温泉郷があり北には金沢があるので、中間にある赤穂谷温泉さんに足を…
田舎の田園と住宅の中にありながら、明治創業から120年以上が経過する温泉宿。島崎藤村さん縁の中棚荘さんは、かつては千曲川の傍らにあり、同人逗留時は部屋から川を眺めたり河原を散歩していたそうです。しかし、いつからか川床から山側へ移築したそうで、…
戸倉上山田温泉街のメインストリートから車一台が通れる路地に「しげの家」さんはあります。築60年以上経過していることを感じさせないモダンな和宿は、8室しかなく隠れ家的なくつろぎを演出しています。 旅情 お部屋 お風呂 朧の湯 月待の湯 貸切風呂 お料…
共立リゾートグループである深山桜庵さんは、チェーンホテル・旅館でありながら平湯温泉界隈では高級旅館です。チェーンと聞くと安い悪いが安定しているというイメージもありますが、以前記事にした「修善寺温泉 菊屋」さんと同じく、源泉かけ流しでお料理も…
新穂高温泉郷の中でも古めかしい奥飛騨の雰囲気を残す槍見館さん。とにかくリピーターが多いようで、訪れた時も従業員の方とお客さんが親しげに話す方が印象的でした。季節の良い時期での宿泊は、よくある予約サイトではなかなか予約がとれません。公式HPに…
戦国武将である浅井長政やお市の方が好んだとされる温泉。滋賀県北東部にあり国道365号線から一本山側へ入る道を進むと、ひっそりと佇む須賀谷温泉さんが見えてきます。訪れた日は春先にはよくある大春雨だったので、グランスノー奥伊吹でのスキーは中止し早…
川を挟むように建物が並び、春は桜、夏はホタル、冬は雪景色を温泉街で楽しむことができます。近代化されたお宿と、文化財に登録されるような古めかしいお宿が混在していおり、高級旅館もあればお手頃な旅館もあります。どちらかというと「やまとや」さんは…
長野県側から上高地へ入る玄関口にある「しおり絵」という一風変わった名前の温泉宿があります。初めて「しおり絵」さんを発見したときは、何故にこの名称なのかと不思議に思ったものです。公式HPを見ていると「旅という本を読み返した時にふと心に留まる、…
民宿とはいうが立て構えは旅館。サービスはどちらかというと旅館。先代が経営されていた旅館を世代交代をして継がれたのか。はたまた新規事業として立ち上げられたのか・・・。少し接客が不慣れな感じがありながらも不思議と愛嬌のあるご主人さん。宿泊料金…
雪山をやらない我が家からすると寒くなって来たこの季節。最後のテント泊にどこかにいこうかと思案していました。感染症の影響もあり山小屋事情もそれぞれです。八ケ岳のオーレン小屋のテント場は予約は要るが、登山口からは1時間半もなく良い意味で敷居が低…
野沢温泉の観光スポットである天然記念物の麻釜(おがま)に近く、大正時代に建てられたという木造三階建ての奈良屋旅館さん。築100年を経過した建物は確かな木造の軋みがあり、時代と共にリフォームを重ねていながらも、梁や柱などにはかつての趣きを残す9…
昔ながらの旅館スタイルがそのままに残る山田屋旅館さんは、全7部屋という小振りの旅館です。昭和館が残る館内はまさに湯治のお宿の情景を残し、天然記念物の麻釜(おがま)から引き湯された湯舟を持っておられます。 旅情 お部屋 お風呂 内湯 外湯 お料理 …
日本三大美人の湯である「湯の川温泉」は数件のお宿がある鄙びた温泉街です。そのうちの1軒が「湯宿・草庵」さんです。公式HPの説明を見ると、古民家再生と洋家具のアンティークを融合させ、「復古創新」をコンセプトとしたお宿に仕上げてあるのだそうです。…
同じ宮津温泉街には有形文化財に登録された茶六本館という旅館があります。本館のすぐ近くには「茶六別館」という料理旅館があります。こちらの別館も本館に負けず劣らずの文化財のような木造建築の威風堂々の立て構えのお宿です。そして、料理旅館と謳うだ…