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再び訪れたいお宿探訪と趣味のブログ

大山【鳥取県 夏山登山道】~スーパーモイスチャーと激暑の気温の中、登り詰めた山頂は予想外の好天気に恵まれた絶景とお花畑~【2020年8月】

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鳥取県にある100名山の1つ「大山」を登ってきました。2020年8月時点では山頂小屋は工事中だったので、どうなっているかと気にはなっていました。

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無料のYAMAKEI ONLINEの「ヤマタイム」からスクリーンショットで地図をお借りしました。登山口のすぐ傍にある「南光河原駐車場」は常時満車状態です。なので、黒丸の大山情報館の駐車場へ停めました。大駐車場なので、まず停めれないということはなく、「夏山登山口」まで歩いても10分程度なので迷わずそちらへ停めるのが懸命かとおもいます。往路は赤線3時間、復路は青線で2時間30分、休憩1時間程度の山行です。この山行の最年少は4歳!!f:id:SiWaSu_CaT:20200923004107j:plain

左画は大山情報館の駐車場方面を見た道。右画は大山寺方面を見たところ。駐車場から大山寺の参拝道を上がっていきます。

ん~下界から見る山頂はガスってますなぁ・・・。何も見えません。

天気予報はずっと曇り。しかし、登頂時には雨雲レーダーでは晴れ・・・大丈夫かいな・・・と不安を抱えつつ。

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お寺には上がらず右に折れて「南光河原駐車場」の前を通り、夏山登山道の入り口に向かいます。ここには登山用品店のmont bellがあるので忘れ物はこちらで買い足せます。調べでは営業時間は土日祝は8時から。平日は10時でした。ここで登山届を出しました。

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道路沿いに2,3分ほど歩いていると、歩道から登山口の木造階段へ移行します。最初はダート道ですが、参拝道の道になるとコンクリートの階段と舗装路になります。

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大山の夏山登山道のピストンであれば整備が行き届き遭難とは無縁の山行です。でも、地図は必ず携行します。

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逐一、「何合目」と「標高」を教えてくれるのでとても親切で先が分かり易い!再びダートの道に変わり登山らしくなってきました。ベースはおおよそ900m~。ここから800m上がります。

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丸太の階段で整備されているのはいいのですが・・・。

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人工的な高さの階段が続くとつらい。整備してもらっといて文句を言うな!ですねw

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キノコに寄生された木。前回来た時もありました。

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やっとこさ3合目。

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そして続く丸太の階段。この日は気温も高くモイスチャー全開だったので疲労が早い。

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標高1100m付近では登山道の整備をして下さっていました。あっついのに本当にありがたい。

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4合目も続く続く階段地獄。

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5合目で「頂上」「大山寺」「夏山登山口」の三叉分岐に到着です。帰りは「大山寺」方面へ下山しました。この時点でパーティのメンバーはかなりの疲労感。

友人の子供が標識に頭をもたげて苦悩してるw 

まぁ、眺望のない暑いだけの階段歩きだもんねぇ・・・。「帰る」「もういい」とか言いながら、暑さにやられ、みんなゾンビ状態のように上がります。6合目までいくと景色が見えてくるからと鼓舞します。

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工事中の避難小屋があるやっとこさの6合目。

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天気予報では終始曇りの眺望無しってなっていたけど、少しずつ晴れてきました。

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反対側の峰である三鈷峰方面も雲が晴れてきました。大丈夫!いろいろ調べて12時からの山頂は晴れる!!でなきゃ登らない!

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この辺りから花が盛んに見られるようになってきます。

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そして、1500mに到達してこれですわwwww 笑ったら可哀そうではあるが大爆笑させてくれ。体現が豊か過ぎて語る必要がない。金メダルw 分かる分かるで~、気持ちは本当によく分かる。暑いし階段ばっかだし。まだ、1500mかよーーーー!!心の中では皆も同じポーズとってる。

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振り返ると歩いてきた尾根が見えます。

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景色は開け、花も増えてきて子供も大人もテンション上がってきました。花をパシャパシャ撮影していると、「あれ?余裕あるのは自分だけ?」パーティーの疲労度は高い・・・。

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まぁねぇ・・・。登山口から終始この階段だもの。これから行くのも階段だもの・・・。

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でも、振り返ると最高の景色が!雲の上に出ました!

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8合目で小休憩。雲を抜けた空は最高の淡いブルースカイ。景色というご褒美に、ヘタっていたパーティーに再度「やる気スイッチ」がオン。

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そして登頂者だけに許される木道のビクトリーロード手前で勝ち誇りの笑み。モザイクの下は、写真映えし過ぎやろというぐらい満面の笑み。いい仕事してるで!!

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山頂まで標高差100mまでせまってきました。

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雲海を片手に眺めながら山頂を目指します。上がれば上がるほど高度感が増し、空が広かっていきます。

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木道に入り、眺望が開けた途端、元気に走り出す子供達。さっきまで「帰ろうよ~~~・・・」とか言ってたのに。

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ありがたく整備された木道は思っている以上に歩きにくく、傾斜のある登り基調で疲れた足腰に堪えます。それでも眺めに癒され疲れを忘れさせてくれます。

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山頂の周遊コース分岐に到達です。左が山頂で、右が山頂からの周遊コースです。帰りは右から回っていきます。

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山頂方面に止まらない子供達のテンション!さらに加速してダッシュ!!子供の体力=気力というのがよく分かります。お父さんとお母さんは後方に置き去りにww 

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木道下に広がるお花畑。さすが花の百名山でもあります

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九合目を脇に頂上を目指して木道の歩きを頑張ります。

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最後の分岐に到着。山頂の高原歩きの周遊コース入り口です。帰りは右に進路とり、下界の景色を楽しみながら高原歩きで帰ります。

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山頂は工事中なので、仮山頂まで最後のハイクアップ。きつい~。

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最後の木道から降りかえると、空へ吸い込まれてダイブできそうな空!

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山頂の休憩スペースからの一枚です。このご時世、好きな人しか上がってこないので、お互いに感染予防にスペースを空けておられます。人とすれ違う時はマスクする方や、口を覆う方も多数おられました。大山の公式には挨拶は控えて、会釈でも十分思いは伝わりますとありました。自分は失礼ながらも会釈で。

山頂で40分程、ラーメンやらコンビニパンなど昼食を摂って下山開始です。滝汗なので塩気のものが美味い。

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山頂の仮設トイレは整備され充実しています。ん~・・・・。せめて他府県の登山客からは、入山料とってもいいんじゃないでしょうか。

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山頂から高原歩きの分岐点まで下って周回コースです。この時間には最高潮に晴れ間が覗き景色が丸見え。

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木道とお花畑。目線の高さに雲。広がる下界。自然を愛でるというよりは、愛でられる気分です。

曇り予報だったけど、予報外れの天気があるからやめられない。

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下界と花を楽しみながら少しずつ高度を下げていきます。

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大山の崩落部の一端を臨みながら、さらに急こう配に木道が付き景色が開けていきます。立ち止まって景色を楽しむ・・・いや子供たちの勢いが止まらないwwどんどん進んで行きます。 「すげー・・・」と言っているので、感覚的にすごいのは分かるが、楽しみ方が、おじさんとは違うんでしょうねぇ。言ってる間に分岐にたどり着いて、本格的に下山路へ。

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分岐路からは登ってきた樹林帯の中を下っていきます。帰り道のユートピア方面は快晴です。

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さてさて、丸太階段の樹林帯まで下山して来ました。大人は足がヘロヘロなのに、子供達は大人をほっといて、どんどん下山していきます。

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五合目の分岐を大山寺方面の「行者コース」へ。この木道が滑る滑る!!登りと同じく急下りの階段が続きます。

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木道と急階段を下り標高1100mまで下ってきました。山頂から600m下山。山頂から1時間程。子供たちのペースで早く下ってるように感じましたが、コースタイム通り。暑さによる疲労感が強い。

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お?やっとこさ開けた場所に到達。

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砂防ダムの河原に到着です。石遊びを始める子供たち・・・。その体力を分けてくれ~~~w

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登山道の道しるべを進み。

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河原から山頂方面を見上げると、山頂付近には雲が掛かっていました。雨雲レーダー通りに昼過ぎから雲が張り出してきました。最もいい時間帯に山頂にいれた事に感謝。

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林道から再び登山道へ復帰。砂防ダムに流れる川のせせらぎの音を聞きながら樹林帯を下っていきます。

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ユートピアへの分岐まで降りてきました。河原からおおよそ10分程。

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さらに5分歩くと人工物が見えてきました。人工物が見えると安心します。

自然とパーティは速足になっています。

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下山口を見たところです。やはり地図は必要ですが標識と整備が行き届いているので確認を怠らなければ遭難はなさそうなコースでした。

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大神山神社には、ぱらぱらと登山客と観光客がいました。

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神社の前を抜けて参道を下っていきます。

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参道をまっすぐ下りて行くと駐車場に到着です。途中ソフトクリームの誘惑に負けそうになります。

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出発地点まで戻ってきました。山頂はやはり雲の中。本当にいいタイミングで山頂にいることができたようです。

この後は汗を流すべく、30分程離れた本日のお宿「皆生温泉 海潮園」へ向かいました。

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