いい温泉宿、おいしい料理宿

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再び訪れたいお宿探訪と趣味のブログ

立山【富山県】~ハイシーズンは渋滞の登山道、手軽絶景ハイキングは魅力的、山上の宿泊者だけが堪能できる天の川も魅力的~【2025年8月】

2025年の山旅は天気の都合がつかず休みをとっても雨天雨天。7月初旬に槍から穂高まで縦走したかったのに全日雨天予報。九州が晴れるというので、予定変更して上陸するも雨天雨天で霧島周辺も開聞岳も上がれず「梅雨開けは嘘やないか!!」と雄たけびを上げる程である。高山帯に飢えわらわらと飢餓状態になっていたところ、雷鳥荘の予約に空きがあり即予約。もう若くないので週末に思い立って、関西から2000m超えて即行できるのは木曽駒ケ岳、白山、剣山ぐらい。気合を入れて立山、八ケ岳。霧ヶ峰とか美ヶ原も微妙に頑張れる。立山は遠いが「雷鳥荘」がハイシーズンなのに何故か、前日に空きが出たので即予約。その後、すぐに満室となっていました。ツアーのキャンセルでもあったかな? 雷鳥沢キャンプ場での野営や下山してのビジホ等々も考えましたが、飯付きに最高の温泉に入りたいと相方の大希望により天界の極上湯で心身を癒すことに。

関西から夜間ぶっ飛ばして、5年前と同じケーブルカーに最も近い第一駐車場に24時ぐらいに到着。北陸道の大改修で車線規制により到着は1時間程遅れ・・・深夜にも関わらず駐車場の空きがほとんど無い。さすがハイシーズン。

ケーブルカーに乗るまで1時間or2時間掛かったよ、という声もちらほらあります。事前予約が一番なのですが、天候を見てから行きたいのが本音。

出発前はネット予約は全て満席。到着後、ケーブルカーの空席がないかと焼酎をあおりながら車中でスマホをいじっていると・・・雷鳥荘と同じくまとまったキャンセルが出たのか、7時30分のケーブルカーに直前予約できました。これはとんでもラッキーでした。

相方は駐車場到着前から道中寝まくりの、のび太くん充電モード。標高の低い立山山麗駅付近は暑い。携帯扇風機を凍らしたペットボトルに当てて回したが全く効果がない!! you tubeでも試してる人がいたが車内の温度は全く下がらないという検証結果は正しかったようだ。暑さのせいで自分は4時間ぐらいの断続睡眠でしんどい。相方も熱くて起きたようだが移動中の睡眠で艶々。夜明け前には、第1駐車場は満車となっていました。

web予約してるとはいえ、どのように動くかは分からないのが登山バス。 行列が出来ていたら困るとweb予約のマシーンに並びにいきます。

初便前にはチケット売り場には案の定行列ができていましたが、聞いていたほどではなく7年前よりも短い行列でした。

web予約の発券機は行列どころか誰も並んでいない始末。むしろ並んでいないことで、どこにあるか探しました。

初便にできた行列でしたが、随時臨時便が出ていたので登りに関しては、スイスイと室堂へ嫌でも上げてくれます。

傾斜30度を超えるケーブルカーで標高を一気にあげていきます。

現在は道路が付きトラックで荷揚げするほうが効率が良さそうなのに、美女平間は観光の要素もあるのか、現在でも資材も運んでいると現役のアピールアナウンスもありました。

天気予報の加減か、はたまたツアーの関係なのか、ありがたくも隙間に入り込んだ早朝便のweb予約で楽々チケットをゲット。

ケーブルカーを下りて美女平から室堂まではバスに乗り換えます。

前回もそうだったのですが、ハイシーズンは大体(信用はしないでね)臨時便が出ているかと思います。到着して20分待ちのはずが、すぐにバス乗車で乗り換え時間5分。早朝便は観光客はおらず全員登山客です。

屋久島の縄文杉に匹敵するという立山杉の巨木の案内もあります。

針葉樹の間から見える「称名滝」で観光停車。

樹林帯を抜けると絶景と共に一気に森林限界になります。

ここからは立山と大日岳などカールを形成する山々が見えてきます。

この時は天気がいいんだよなぁ・・・。

やがて剣も顔を出し始め、前の席に座っていた若者が「剣やっぱ、かっけ~~!!」と興奮し始めました。

時間を忘れて景色を見ていると、あっという間に室堂ターミナルに到着です。

このフロアは売店や喫茶店、名物のうどん屋などもあり昭和の新幹線の駅のようです。

上階にも大きなお土産コーナーとレストランがあり、ホテル立山のエントランスでもあります。

ホテル立山さんは2025年8月いっぱいで営業終了だそうです。以後は準備が整い次第、星野リゾートさんに経営が代わるようです。

さて、日帰りでも往ける立山登山ですが、今日はせっかくなので山パワー充電に雷鳥荘さんにお世話になります。なので、余計なお泊りセットは室堂のコインロッカーにしまいます。←これが後々仇となる。

荷物預かりのサービスが無くなったので、コインロッカーの空きが気になっていました。予想は的中し、2番目の便で上がってきたにもかかわらず8割のロッカーは埋まっていました。

乗り物で楽々と標高を上げた先にこの絶景があるのが立山の凄い所なんだろうなぁと思う。

7割は登山客で3割は観光客。思っていた以上にインバウンド客がいませんでした。

雪の壁がないから??

ここで改めて本日のコースどりは富士の折立までを予定したのですが、昼からは景色がよろしくないので大汝山まで取り敢えず行きました。往路は2時間50分、復路は2時間10分で富士ノ折立まで行くと+30分。

俊足な方は日帰りで周回する方もいますが、日帰りを考える場合、最早便に乗っても8時過ぎに室堂に到着なので、休憩などを考慮すると雄山がゴールなら10時スタートでもOK。それよりも奥に行くのであれば室堂を9時までには出発したい。

7月8月のハイシーズンは恐らく登山道は渋滞の可能性が高い。実際、今回は登山道の渋滞待ちで+2時間分ぐらいになりました。しかも、コインロッカーに荷物を預けたので回収する必要があり周回するには時間がない。次回、ハイシーズンにくるなら絶対にピストンは止め周回にします・・・。

室堂ターミナル前の「玉殿の湧水」は、そのまま飲めるという天然水です。帰りにも汲んで自宅で焼酎の水割りに、お米を炊く際に使用しました。いずれも美味い酒と美味い米に大変身します。

前回も汲んで帰り安物焼酎が神の水割りに変貌する山の恵。雷鳥沢キャンプ場にも水場はありますが、煮沸推奨とあったので飲み水はここで確保しておくのが良いかと思います。

この時点で渋滞と曇天は知る由もなく。というよりは天気予報で昼からは絶景が無いのは分かっていたのです。でも、コースタイムでいけば山頂では快晴の予定だったのですが、渋滞がとにかく凄く山頂に着いた頃にはww 11時までしか晴れないので、とにかく今を堪能し最高の気分で進みます。

パノラマでは剣もひょっこり移り込み大日岳から別山~雄山の縦走路が丸見えです。

地図で見ていたらこの角度から剣は見えないような気がするのですが、左の奥は剣だよな??

観光用の石畳の散策路は、ソールが硬い登山靴にはとにかく歩きにくい。

目標は赤矢印である。

終わりのアザミからチングルマ、コバイケソウの種花など賑やかな花畑。

目標は赤矢印である。

一の越の取り付きにやってきました。

この年は大雪だったこともあり、夏季真っ只中になっても雪渓?が多く残っていました。

ここは平らで往来に全く問題はありません。

ここから先の雪渓が3カ所ありUP&DOWNだけでなくとにかく色々と大変。

チングルマの花畑が傍らにあるのですが、室堂ではすでに種畑になっているのに少し標高が上がると花が咲いている。メジャーだが繊細なお花です。

黄色の花はミヤマキバエ。

花の名前がなかなか覚えれない・・・年ですわ。

振り返ると大日岳と室堂山荘。

二つ目の雪渓も30m程度で平らなので問題はなく歩みを進めます。

しかし、往生し始める登山者がちらほら・・・嫌な予感。

2度目の雪渓を渡ったあたりから込み始めました。

前を行くのは軽装の女子高校生の元気ジャージのワンダーフォーゲル。

キャピキャピと恋愛話などをしながら登る姿は、おっさんには眩しすぎる。

相方が「今のうちに楽しんどかなあかん!!どうせ、男も女も爺と婆になるんだから!」と忍ぶ。

超軽装と超重装備が行き交うなんとも珍しい登山道。重装備の方は立山縦走後に剣まで行かれるのか。先ほどの女子高生のワンダーフォーゲルは息切れで抜かせてもらう。自分も若ければ勢いだけで行ったと思う。おっさんになって思うのは疲労しないペースを如何にして保つのかが山行の鉄則と問う。

3度目の雪渓はこの大渋滞です。 傾斜が付くと進めず滑る人が続出。スニーカー組がとにかく進まなくなりました。 立山登山ツアー客や地元中学生の団体もあったので、雪道に差し掛かったところで横逸れして前に行かせてもらいました。

地元の中高生の野外活動に、立山を知るという登山実習があると聞いたことがあります。

一の越への登山客はとにかく多い。

混雑はあるが歩みは止まる事はこの時点ではありませんでした。

以前は同じ時期に来たと思うが、こんなにも人は多くなかったと記憶が蘇る。

再び振り返ると、室堂と雷鳥沢キャンプ場が中央に見える。

この時はまだ大絶景

一の越手前の休憩所。

ここまで整備尽くされた登山道。矮小な気質故、先に行きたくても、お先にどうぞがないと思うのはのは立山流?? みんなで立山の神々を愛でて愛でられる足取り。

そういう山と分かっていながらも、煩悩まみれの狭き心の自分は先に行きたい・・・昼前には絶景がなくなるのだから・・・。

雪渓になると雪に慣れていない登山客で渋滞になります。

難所で停滞することはありましたが、富士山でいわれるような交通集中の登山道渋滞は始めての経験。もしかして今まで恵まれていたのか??

室堂方面は快晴ながらも、大日方面からは雲が張り出してきました。

やはりヤマテンさんとSCW通りなのか・・・外れてくれたまえ。

一の越山荘が見えてきました。

雪渓で待ち時間もありましたが、この時点ではコースタイム的にはオンタイムです。

とにもかくにも人人人で画像が全てモザイクで埋まってしまうほど人&人。補給できることもあり、多くの登山客が休憩していました。はやくも昼食と行動食で山頂へのカロリー補給をしている人まで。個別ツアーなのか引率者が補水とカロリー摂取を、お客さんに強めに促していたのは印象的。この日は涼しくはあるが熱中症と脱水の患者は出したくはない。

ここからは立山の山頂である「雄山」への縦走路です。右手の建物はトイレ。

脱水予防に水分多めなので、山頂までの1時間半トイレはないので用足して上がっていきます。画像では捌けているのですが、一時期は物凄い列がなす登山道でした。

立山は登り下りの左右ルートに分けれているのが特徴的です。

振り返ると室堂とみくりが池が一望できます。

SCWではこの景色はこの時間で終了なので目にカメラに収めておきます。

雄山への登山道は高山では初級なのかな。普段運動していないと、しんどい。1時間30分近くの急登ですが、難所はなく尾根道をひたすら上ります。

振り返ると岸壁の浄土山と龍王岳。行っては見たいが立山三山ほど良景ではないようなので嗜好が向かない。

龍王岳尾根お奥に見えるのは憧れの裏銀座でしょうか。

薬師岳と水晶岳とお見受けする。

登山道に咲く鼻は真っ盛りイワツメクサにミヤマアキノキリンソウ。

イワギキョウかと思う。

渋滞の登山道なので何度も振り返る時間がある。

雲が張り出してきて大日や別山はお隠れになられたようだ。

どうせ、ゆっくりなんだからと景色は隠れるが花が愛でよと誘ってきます。

渋滞はまだまだ続く・・・コースタイムぐらいでしか歩けない自分ではあるが、歩みが止まるのは逆にしんどい。「山に来てんだだからイライラすんなよ」と花々に肩を叩いてもらい熱気を冷ます。

コースタイムからかなり遅れて雄山の社殿が見えるところまでやってきました。

直前になって、人気はまばらでやっとこさ自分のペースで歩けました。

雄山社殿に到着です。ここも一の越山荘に負けないぐらいモザイクばかりの人だかり。

社殿ではお守りなどの販売がありました。我が家はバンダナのようなお弁当が包めるものが欲しいのですが、手ぬぐいしかなく・・・。

雄山山頂のお社では祈祷が終わった方々の万歳三唱が行われていました。

取り敢えず山頂社には行かないにしても、前と同じく雄山神社の碑の前でおむすび撮影(適当)。

山頂社手前には縦走路が続いており、本日のゴールである富士ノ折立てへ向かう道がついています。今までの喧噪は何だったのかと思うほど、いっきに登山客が激減します。

この時点でコースタイムから60分ぐらいの遅れです。

剣へ向かう縦走路はまるで神の道。今回はこれを見に上がってきたはずなんだが・・・コースタイム通り60分早く登って来れていれば、剣の雄姿と周辺の山域の絶景を見るはずだったが・・・これも天啓か。

山上での景色はこれが最も良い景色で1分もありませんでした・・・天気運が悪すぎるますわw

景色は晴れるであろうと願いつつ、富士ノ折立てまで予定通りに歩みを加速させます。

急下りな鎖場もあり子供の身の丈だと大変な箇所もあるものの、3点支持を約束していれば全く問題はありません。

室堂とみくりが池の方面は雲が下がり、大日と別山方面はガス。

今回もlooserになるのか・・・

数分後には景色は失われていました・・・。

早朝出発なのに完全に負け組ですわ。

これを見て相方は納得するはずもなく。

「いつもの罰ゲームか修行の始まりか~~??」と、ぼやき始めました。まぁ、そうですねとしかいいようがない。

ただ、時期が悪かったと次の教訓へと活かす。最近の夏山高山は昼には雲が張り出し、夕方のスコールありきが当たり前と思っています。

大汝に向かって足を進めますが、剣はお隠れにになり景色が見えない疲労しかない悪夢の始まりです。

カラフルな大汝休憩小屋が見えるところまで歩いてきました。

剣は腹立たしくもチラ見せを貫いており、山頂までの軌跡を全く魅せてくれません。

立山三山の一峰である大汝にとりあえず寄っていきましょう。

軽い岩登りがあります。

山頂は思った以上に広いが足場は悪い。

晴れてないのに周りの登山者はテンションが高い。

針の木、蓮華方面は景色が広がっています。眼下には黒部ダムも見えます。

この左手には五竜や唐松も見えるはずなのですが、そちらはお隠れです。山頂からの景色は本当にこれだけです。

大汝休憩所まで下りて、トイレをお借りしてコンビニおにぎりを頬張って空腹を満たします。

この景色なので富士ノ折立まで行っても期待はできないので諦めよう。

雄山への戻り路もガスの中へ。

お社に近づいてきたら雲が捌け始めましたが、どんどん雲は低くなってきて曇天。

雨は降らないという予報だが風が無茶苦茶モイスチャーでしけてきました。

雨の予感しかない・・・。

社務所前はとにかく先ほどよりも人が多くなり下山ラッシュが始まっていました。

この時点で察していたのですが、行きも帰りも同じ渋滞なのでは??

山頂でいつもの虫との戯れナウシカタイムが始まりした。

相方は当たり前のように捕まえ、懐柔させたトンボを足元でランチをしていた小学生にプレゼントするという。

最初は喜んでいたが、戸惑いの方が大きい小学生。

何とも複雑な心境であろう。

飯を食べていたのに突然知らないおばさんから渡されたトンボで片手が埋まるという謎の所業。

「離していい?」となぜか相方に許可をとるというw

トンボ事件はどこへやら、自由に最後の山頂を楽しんで今宵のお宿へ向かいます。

予想はしていたが・・・すさまじい渋滞に巻き込まれた。

キッズがたくさんいて身の丈の岩を降りるのに難儀していたりするのは仕方がない。

ただ、修験者体験らしき一行がおられたのですが、この方々が修行の一環なのか素足で登山をしていた。なので、スーパー鈍足。マイペースを保てば事故もないのは確かなので、その理論も分かります。

この方々の後ろへどんどん人が詰まっていきます。まぁみんなの山ですから・・・といいたいが、特に立山では道を譲る方はいなかったので立山ルールでもあるのだろうか??我が煩悩だらけの矮小な心が剥き出しになってきたw 

開けたところでこの一行の方がホラ貝を吹き「ぷぉおお~~~ん」という音が聞こえてきました。

ここで相方がぽつり「ほら貝吹く前に靴を履いてくれ・・・」

ごもっとも・・・修験者さんの素足旅に合わせていると、一の越山荘まで+60分と本当に全く進まない。渋滞列から「トイレに行きたい」「おしっこしたい」という女性と子供の声が多数聞こえていたのは事実・・・。

しかも、雨具を装備するか悩むぐらいの雨がぽつぽつと降ってくる始末。

自身の修行も分かりますが周りへの慈しみも煩悩修行の1つじゃないですか?と、偉そうにも修験者さんに屁理屈を言ってみたい。

でも、「粗相も神々のお導き」とか「粗相も悟りへの一歩」まで言われてしまうと敗北しかないwww

でも粗相したら誰が責任をとるのか!!そう、私的には私的よりも譲り合いだと思います。炎上もあるが、立山ルールがあったにしても、譲るほうが安全なら優遇されるべき。

一ノ越に着いてから女性トイレは行列ができていました。

相方も漏らさずに済んだと安堵の笑み。

途中雨が降り出したのでほとんど撮影はできず。一気に一の越山荘までワープ。

室堂から近いけど値段設定は他の山小屋とあまり変わりません。

雨降ってたのに降りてきたら景色広がっとるやんけ。

最も長い雪渓でまたまた大渋滞。

10台?20代?順路の道筋で今度はスニーカー組が滑りまくりで前に進めず。雪渓から「ワー!!キャー!!」と後方を待たせている意識は全くありません。もちろん安全第一なのでみんなおとなしく並んでいますが・・・みんな雪渓をちらちらと首を伸ばしてみています。本当に全く進まない列にみんなのイライラオーラが出まくっているのが察知できる・・・。

自分が雪渓近くに着いた時、丁度自分前の登山者が踏み跡が付いてるルートを外れて、雪渓の主ルートの下側を歩き始める。ると、わらわらわら~~~と列に並んでいた登山者さん達は、堰を切ったかのように渋滞の列から外れて追い抜かしていきました。まぁ、ルート下なら雪崩の心配もないし、みんなよく我慢したかと思う。実際、前の人がルートを外れなければ自分が外れようと思っていたので有難しでした。

室堂まで戻ってきました。お泊りセットをロッカーに預けているので、ピックアップして雷鳥荘へGO!!

雷鳥荘への道を進んでいると、何か晴れてきてるやんな??

天気予報では曇天予報だったのに、しかも下山してからってw いつもこうだよww

雷鳥荘は室堂から1時間ほどの距離があります。

途中、みくりが池をぐるっと廻る遊歩道を往きます。

立山の観光遊歩道でも熊さんの活動が活発となっており、ついには、このみくりが池で水泳している熊さんがいたと報道がありました。しかも、弁当を食べている背後から襲い掛かるでもなく、覗き込んできた熊さんに驚いて弁当を投げ捨ててしまい、熊さんが食事をしてしまったというニュースもありました。人慣れしているのは間違いないようにも思いますが、観光エリアで、にゅっと出てきて弁当クレクレされると流石に怖すぎるwww

見えてきたのは「みくりが池温泉」で室堂から近く、料理やおつまみも旅館料理ということもあり人気の山小屋?というよりはほぼホテルとの噂。

なんやねん!!むっちゃ晴れとるやん!!

水面リフレクションはパーフェクトではないが綺麗ですわ。

観光なら100%!!

さて、みくりが池温泉へ・・・と言いたいが、人気過ぎて予約がとれない。

ここから45分かけて雷鳥荘さんまで移動です。

寄り道宿泊なのに遠いです。

少し開けたところは、エンマ台になるのか。

天然記念物の石碑の裏側には大日岳の絶景が広がっています。さっきまで雲の中だったのにww

際まで行くと地獄谷の様相が見て取れます。かなりの硫黄臭があります。

かつては観光用の遊歩道があったのには驚きです。

ガスが発生すると警報されるセンサーもあります。

この付近を通り過ぎると、硫黄臭と共にガスを吸い込むと、むせ返るほどの刺激臭があります。感覚的にはいきなり気道を剣山で突かれたような痛みを伴います。腐海の瘴気はこんなのかもしれない。硫黄ガスによりここまでむせ返ることは今まで体験したことがありません。この地点を通る登山者全員がゴホゴホしていたので、知らない間にガスに巻かれて命を失うのだなと感じた瞬間でした。

雷鳥荘へは尾根火山外輪に沿って道があるので、周りこみながら向かいます。立山の尾根がくっきりと見えています。下山後晴れあるあるだが悔しすぎると思うので、また来てしまうのだろう。

右には「血の池」の池塘を眺めながら行きます。

名がない池をぐるっと廻っていくのですが、地獄谷の温泉成分が流れ着く池のようで硫黄成分の蓄積が見えます

この池を周り込むように、雷鳥荘まで道があるのですがなかなか近づかない。

後方に立山連峰を臨む下り階段。

どこを歩いても絵になります。観光ハイキングでもこの景色が楽しめるのだから人が集中するのは当たり前ですな。

右手を見ると雷鳥沢キャンプ場が見えます。5年前はあちらにテントを張って周回しました。

 

雷鳥荘

旅情

言ってる間に雷鳥荘に到着です。室堂から1時間となっていましたが、実際には40分ぐらいでした。

雷鳥荘前からは雷鳥沢キャンプ場と別山乗越方面が鮮やか。

さて、小屋へお邪魔します。玄関には湧き水で冷やされた飲料の販売があります。インフラが整っている立山ならではの値段設定です。

雷鳥荘さんでは我々のように登山を終えてチェックインするもの者もいれば、観光で宿泊する者、バスの最終便で翌日の登山に訪れる者、夜空を求めて出入りする者、夜間以外は出入りがとても激しい。

17時ぐらいまでだったと思いますが、軽食もいただけるのでそちらを夕食にしている方もちらほら。

フロント前は喫茶スペースとなっています。

持って上がったカルパスと夕食前でしたが、生ビールをグビッっと5分で吞み切って一気にほろ酔い。

喫茶スペースにはオリジナルグッズが!!旧商品がかなり安くなっていたので手ぬぐいを購入。

山小屋でガス管やライターまで売っているのは始めて見ました。

お酒のラインナップがヤヴァイww 立山ならではというべきかワインフルボトルはあっても、750mlの角瓶は他の山小屋ではまずないでしょう。

ジャックダニエルまであります。ん?ジャックダニエルの方が安い??下界での値段設定は逆じゃなかったか?

湯の提供もありましたが、冷蔵庫が普通においてありアイスの販売もあるという。電気のインフラが素晴らしい。山小屋の定義を逸脱した民宿と旅館の間です。

喫茶スペースの隣にはお洒落暖炉を取り囲むように席を設けたくつろぎ処があります。読み物がたくさん置いてあったので読みふけておられた方多数。

他の設備として乾燥室もあります。

他の山小屋との違いは冬季のバックカントリースキーに対応しているので暖房が強い。

サイドカントリーでパウダーを楽しむことはありますが、バックカントリーもしてみたい。立山だとカール内を滑るので比較的ハードルが低いのかな?

気になる山の上のトイレ事情ですが、普通の洗浄機つきの水洗トイレです。

気になる臭いもなく完全に街中トイレです。

洗面所も普通に水が出るうえにそのまま飲めます。

ハンドソープも備えてあり歯磨き粉も使えます。

さらに紙タオルまで備えてありました。

お部屋

扉が開いていたので、個室を覗かせて頂くと和室スペースがある二階建てベッド。

畳スペースでも寝ることができるようです。

一般客室は普通の山小屋スタイルの蚕部屋です。ここは旅館❓民宿?という感じではありません。

ただし、他のお客さんと相部屋になるようなことはなくカーテンの裏側は個別空間となっています。

蚕部屋の一室は立ち上がると頭をぶつける感じの山小屋風ですが、造りがかなりしっかりしており防冷温の建物です。

ヘッドランプは不要で蚕部屋にはちゃんとした電気があり、ハンガーも1人につき2つ用意があります。

通常の山小屋ではないコンセントの備えもありました。

見た目は山小屋、装備は民宿。

お風呂

地獄谷温泉からの引き湯のようで加水ありとなっていますが、濃厚硫黄泉をほぼ源泉かけ流しで楽しむ事ができます。白濁として白い湯の花が大量に舞い、弱酸性なのか少し酸味を感じる極上湯です。湯使いは加水があっても湯量豊富なほぼ源泉掛け流しです。

入り口は手前に内湯がありこちらは白湯となっていますが、立山の天然水を沸かした物だそうでそれだけでも十二分に贅沢です。内湯を抜けた先に露天風呂があり天気が良ければ大日岳の絶景を見ながら入ることができます。

夕食

夕食の開始時間には制限はありますが、一斉スタートの山小屋ではなく旅館のようです。

飲み物はオーダーではなく、飲み物カウンターがあるので、そちらまで赴いて注文します。

参考程度の料金ですが、2025年ではテーブルの上にこのように表記されていました。

最初の配膳で、ほとんどが出揃っていました。さすがに熱々提供は難しく、焼物や揚げ物は常温です。

蛸の刺身はガッツリと茹で入れた物ではなく、緩い食感を残しており山上でいただく味ではない。茹でタコの冷凍パックだと思うのですが、噛むごとに蛸味が堪能でき酒も進みます。味付けはテーブルに置かれた甘醤油で。

おからは蒟蒻、法蓮草、根野菜は絶妙で量はモリモリで、パックらしからぬシャキシャキ野菜は手作り感しかなく厨房調理だろうか。右は鶏ささみ梅肉燻製和えなのですが、これも・・・自家製と思うのですが、山小屋で調理設備があるとはいえ、その日に用意するのは面倒? 双方とも家庭的で美味しいかったです。業務用パックではなく、下界で調理してから真空パックで荷揚げしているのかも。

玉ネギ、にんじん、コーン、枝豆のかき揚げです。配膳時には冷めていましたが、これはさすがに厨房で揚げた物です。天つゆの個包装があるほうに驚きがありますww

漬け揚げのようにしてあり、白身魚の南蛮風はサワラのような白身魚でした。

温はなく常温で、きゅうりのザーサイ風の付け添え。

ビフォーアフターの豚肉の陶板です。肉下には玉ねぎを仕込み、ニラを散らしてみたらし団子のようなまったりとした甘餡を掛けてあります。肉質は①ハムのようです②国産のようで雑味のない肉味は蒸し富山ポーク??、と言いたいがブランド肉は山の上ではもっと値段が上がりそう。

山の上では温物で提供される有りがたい一品で酒にも米にも。

米と汁、香の物はセルフで好きなだけスタイルです。

汁はお澄ましで肉厚揚げとネギに大根でした。

インスタントの味なのに山上では暖かいだけでとても美味い。

夜活動

本来であれば翌朝の活動に備えるのですが、翌日いずれかに登ってから関西まで帰る体力は年齢的にありません。なので、日没までの景色を楽しみに表を徘徊します。

雄山方面も一時的にcloudyでしたが、晴れてきました。山頂からの景色は絶景でしょう・・・。

自分の力量では山道の夜間を歩くなど考えられません。

奥大日方面を見るとサンセットが終わっていました。雲の移り変わりが何とも時間を忘れさせてくれます。

バズーカーのようなカメラを構えていた方もいました。良い画は撮れていないようでした。こればかりは自然が作り出す物なので致し方ない。撮影者は男性で、時折、女性が声を掛けに来るのですが、この男性が本気撮影なのに対して、女性は全く興味がないというご夫婦。山の楽しみ方は色々です。

剣に向かう御前から別山、雄山のパノラマショット。体力と日柄、最もたるものが天候だ!!こいつが逢えば行きたい縦走路などいくらでもある。後は・・・休みですわ。休みとって必至に山小屋やテン場の予約をとっても、雨&雨が分かる昨今だと縦走する気が失せるのは困る。知り合いの熟年登山先輩からは、「我々の時には天気なんて気にして行ったことなんてないよ。でも、雨降っても楽しかったけどね」と、その状況を楽しむ時代が最も良かったのか。天気で一喜一憂で時間を使うぐらいなら登山を辞めましたという方のブログを読んだこともある。いずれも最もであると景色を身ながら思いを馳せる。

奥大日方面のサンセットの夕焼けは時間と共に朱になる。

たまに見れるこの景色も毎日の小屋勤めだと当たり前だと著書に見たことがある。

縦走中に雷鳥を見過ぎて無関心になったという山行記録も見たこともある。

毎日感動景色になっていたら慢性化は進む。自分はどっち側にいたいのだろう。

雷鳥沢キャンプ場ではライトアップが始まりました。

日が沈むとキャンプ場はこのようになりました。

御前と別山からは雲が降り、テント村はスキー場のビレッジにようになり、Barとかありそうな街と化します。みなさん夕食時かな。

熊さんガオー!!にならなければよいが。山に登らなくても景色を楽しむだけでも下界からすると別世界。2021年に幕営したときはコロナの影響もあって、発電機を持ち込む街中キャンパーがいたのは驚愕でした。そこら中からBBQによるニンニクの匂いが凄かったのを憶えています。

乗り越し方面向かって、開放値とシャッタースピードぎりぎりに取って撮影。自分の力量ではこれが限界か。渋滞に悩まされたにしても、この景色が見れて来てよかったと思う一日でした。

衛星の軌跡もとれながらも、星屑が点々、天の川もちょいちょい、乗り越しからの登山客のヘッドライトの軌跡も。画はぶれているが夜撮では私的には最高潮。

しかし、日没後に登山客が山頂から下山してキャンプ場に向かってくるのに驚愕しました。日没を山頂で見てから下山する人がいる。立山という整備されたところだから出来る所業でしょうか。ただ、過去に同じようなケースでカール内で遭難して亡くなった方がいた、というニュースは立山だったか他のカールだったか・・・。

おはようございます。

山の上で贅沢時間を過ごして今日は帰るだけなのでのんびりです。

サンライズで心身を浄化して朝食をいただきます。

朝食

山の上とは思えない生野菜があるバイキング形式です。

味噌汁の具材にはネギとワカメ以外にもナメコまであります。

パンもありますが味付けはジャムのみです。肉団子や焼きそばもあったのでサンドウィッチにしてもいいかもしれませんが、オカズのメインは白米向けでした。ほとんどがパック物でよくあるビジホ朝食です。山の上では生野菜があるだけでも贅沢。

朝風呂と朝食をいただいて、名残惜しいですが帰宅の時間です。

休憩いれいると7時間かけて関西に帰らなけばいけないので雷鳥荘に別れを告げます。

室堂から来た道を戻るだけですが、稜線歩きも最高ですが火口?を歩くこの道も天空道のようでいいですね。

振り返ると明らかに人の手が入っているのに秘境感があるのは立山ならでは。

帰宅のための車の運転があるので、1泊2日だと我が家の体力ではこれが限界か。

ただ、ハイシーズンにくるなら、渋滞が苦しすぎたのでピストンは絶対にやめて天候悪くても周回しようと意見が一致。

みくりが池は弱風で昨日よりもリフレクションがハッキリと見えました。

これだけでも来た甲斐があります。

池で熊さんが泳いでいたにしても、池向こうにあるカール内に生息しているという事実+人慣れしてしまっているのは確かに恐怖。2026年はどうなるのか。

室堂に帰ってきました。

バスの時間を遅らせたのでのんびりと景色を堪能。

翌日は早い時間から雲が張り出す予報でした。それでも登山客と観光客はわんさか上がってきます。

ロープウェイとかで上がれる山ってたくさんありますが、公共交通機関で容易に絶景に辿り着けるところは立山がオンリーワンな気がします。他の所は絶景までは多少の努力がいる。前回訪れた時、富士ノ折立で会った登山者は、剣に向かうでもなく軽装で、毎年ホームマウンテンのように訪れているといっていました。確かに・・・次回は雷鳥沢にテントを張り剣に行かなくとも別山、大日方面にも行きたいなと思いつつ、滋賀県の北部に住んでいたのならいざ知らず、関西中心から車ぶっとばして、立山駅まで6時間近くかかる。山上で1泊、車中泊合わせて2泊2日はしんどくなっているww が、それでも行きたくなる手軽な魅力が立山にはある。高山を欲したら立山に行けということだろうか。

ケーブルカーに乗る頃には現実に引き戻され、楽園から失楽された現世へ回帰されます。

社会の奴隷生活の歯車へとシフトチェンジ。

山チャージは2日も持たないが、明日の山生活のために働き山への回帰を誓う。

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