いい温泉宿、おいしい料理宿

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再び訪れたいお宿探訪と趣味のブログ

季節之宿 鶴【兵庫県 佐津温泉】~一日3組だけの民宿、温泉貸切風呂に部屋にトイレと洗面、浴衣とバスタオルなど備品は完全に旅館、民宿らしいほったらかし距離感の接客、お宿の子供の声もかつては自分の声、口コミのよい料理に偽りなし~

 佐津温泉というと兵庫県民でも知名度は低い・・・。香住というと「あぁ!?」というが適格な場所は分からない。ズワイガニ水揚げ量NO.1の浜坂温泉の隣にあり、9月には紅ズワイガニの漁が始まる。最近では香住カニと銘しブランド化されています。香住にある温泉郷の1つである佐津温泉には佐津海水浴場があるのですが、コロナ下であっても閉鎖してなかったそうで、若女将さんもびっくりで、駐車場はこれまで見たことがないぐらいに車が溢れかえったそうです。

旅情

 海辺にありながらも田畑が広がる佐津温泉街には、ここがお宿?というような民宿がたくさんあります。そのうちの一軒である鶴さんも、ごらんのように完全に民家として景色に溶け込んでいます。

 玄関がある側に回って建物全体造もやはり普通の民家のようにしか見えません。民宿なので当たり前と言えば当たり前。駐車場は建物の隣なので安心して停めておけます。

 玄関付近は民宿ですよ~という感じではなく、枯れ山水があり旅館のようです。

 枯れ庭に「佐津温泉の宿」という石のプレート。元湯から各宿に給油されているそうです。

 玄関戸を開けるとお客さんがまだ到着していなかったのか、省エネで電気が消えていました。「こんにちわ~」と声をかけると、電気が付き元気の良い若女将さんがすぐに対応してくれました。いつもスキーでお世話になっている民宿と同じような雰囲気で懐かしい気分になります。

 上がってすぐに階段とフロントがあります。民宿なので玄関や風呂はオーナーさんの家族と共有スペースです。 最近では民宿なのに子供の声がうるさい、生活音がどうのこうのという口コミをよく目にします。しかし、旅館ではなく民宿なので、民家にお邪魔しているので、宿泊料金を払っているから全てが快適に過ごすのが当然、みたいなのはどうかなと思います。それが嫌なら高級旅館でカニを食べればいいと思います。と物申してみる。

 1日3組だけの民泊宿なので館内は家です。一階フロントの廊下は左に個室のお食事処、右手は厨房とオーナーさんの居住スペース、最奥には2ヵ所の浴場があります。

 浴場は男女別に2ヵ所ですが貸切利用もできます。3組しか泊まれないので全部貸切でいいんじゃないかと思いました。浴場前には洗面とトイレがあり、オーナー家族さんと共有です。

 2階に上がると手前にはオーナーさんのお部屋に続いて、奥に客間が3室あります。廊下はピカピカで子供さんがいるのにとても綺麗にされています。

 階段を上がりきると左手に自動販売機があります。やや割高ですが民宿に自販機があるのはありがたいかと。

 徒歩7分程で地元コンビニがありますが、営業時間は短いのでチェックイン前に必要な物は揃えておくことをお勧めします。

 

お部屋

 案内して頂いたのは「うめ」のお部屋です。

 正直なところ洗面とトイレは共有だろうと思っていたのですが・・・1畳程の板間玄関に洗面とシャワートイレがあります。しかも、トイレはセンサーで閉じたり開いたり自動でしてくれる据え置き式だが最新のやつです。この時点でもう旅館ですやんw

 本間は大きく8畳。若者なら頑張れば5人詰め込みで枕投げして怒られてしまう広さ。かなり綺麗にリフォームされています。

 座卓には茶菓子とお茶も用意されています。

 向こうの窓は腰高にすると、お向かいさんから丸見えになるのか高めにとってあります。

 備品が民宿ではないですね・・・本来民泊は全部持参です。歯ブラシやフェイスタオルだけでなく、浴衣やバスタオルまであり、各部屋にドライヤーまで。ドライヤーがある時点で旅館以上かもw ただ、冷蔵庫がありません。冷蔵が必要な物はお宿であずかってくれそうですが、クーラーBOXの持ち込みは問い合わせた方がいいかもしれませんね。

 部屋からの眺めはのんびり田園風景。翌日は最高の晴天となり、聞こえてくるのは秋の虫の綴りだけで心地よい。

 さらに身を乗り出すと佐津海水浴場が見えました。

 

お風呂

 男女別のお風呂はそれぞれ1カ所ずつありますが、貸し切り利用も可能となっています。3組しか泊まれないので、男女別にする必要もないような気もします。元湯からの給湯のようで、源泉の湧出量が多くはないのでしょう。湯使いは循環・加温・加水で、入った瞬間のみツルリとしたがそれ以降は水道水と言った感じ。分析表を見ると源泉は1L辺り2gの塩分があるようですが無味無臭です。もちろんオーバーフローはないのですが、消毒臭もなく新しいお湯も投入されるので気持ちよく入浴できます。

 2ヵ所の浴場前にはこのような表札が掛かっていますが、気にせずに内鍵を掛けて貸切で利用します。

 知らない人と入るにはちょっと躊躇する大きさなので、3組しか泊まらないので1人でも貸切利用でもいいのではないかと。

 溢れ出しはないものの、湯舟に浸かるとお湯が溢れ出るぐらいにはお湯が満ちています。中央の気泡は循環湯口で、赤矢印から溢れ出た量と同じだけのお湯がすぐに投入される仕組みです。元湯で加水量などを調整しているのであれば温泉が含まれているのではないかと思います。

 こちらは男湯の表札がある浴場ですが、女湯サイドと全く同じ構造です。ただ、女湯側の方には脱衣所に窓があるので、湯気がこもりにくいので涼しく入れました。

 温泉感は少ないですがお湯が常に綺麗な状態で、消毒臭がないのはやはり好感度は高く私的には大変気持ちよくゆっくりと入浴できました。

 

お料理

 1階の「亀」のお部屋で朝夕共に頂きました。民宿なのに個室での用意というのがすごい。鶴さんに訪れた目的は、ズワイガニに先駆けて解禁されるベニズワイガニを食すこと。略名「紅カニ」とも呼ばれ、香住で水揚げされるものは「香住ガニ」としてブランド化されています。今回は一人1.5杯の香住かにを堪能するコースです。事前調査では昨年は不漁であった香住カニですが、今年は例年並みということで、7年ぶりの香住カニはどれぐらいの大きさの物がいただけるのか。

 お品書がなかったので、若女将さんから聞いた内容と、実際に食べた感触から献立を作っています。個人的な感想なのでご参考程度に見ていただければ幸いです。

夕食

 テーブルには食前酒と先付。お鍋とポン酢、醤油、薬味にガラ入れのでっかいボールww ここまでのボールがいるのかと思いましたが結構満ちました。

 

【食前酒】:梅酒

【先付】:ベニズワイガニ酢の物

 カニ酢かと思う左の器は実は梅酒で、味わいはお酒ですが酒度は飛ばしてあるまったリ甘口です。 大根、キュウリ、ニンジンを、触感豊かにシャキシャキで水気を切らず、優しい酢加減で合わせてカニ身をトップに添えてあります。

 

【造り】:4種

 カニ刺しと甘エビぐらいかなぁと思っていたら4種と豪華。ギラギラに活かった日本海の幸は甘えび、赤イカ、タイ、香住カニの4種盛です。甘海老は溶ける口当たりの物ではなく、大振りで噛むとコリッとした後にトロリとした食感で甲殻の臭みが全くなく、エビ味噌も磯臭さがなく甘エビの旨味と甘さだけで新鮮そのもの。 赤イカは山陰から新潟まで揚がる大きなタイプの日本海の幸です。スルメイカよりもタンパクで弾力よりもスルリとした歯が入り、甲イカやスルメイカのようなねっとりというよりは、口に残らない透明感のあるさっぱりとした甘味。 タイはゴリゴリの白身の旨味を噛めば噛むほどに滲み出てきます。照り照りのギラギラで身の澄みが凄い。

 私的には刺しに関してはズワイガニよりもベニズワイガニの方が好みです。瑞々しい透明感のある甘味は爽やかなのに、不思議に絡みついてくる融解感がとても美味い。ズワイガニはグモグモとした食感があり甲殻が強いが、香住カニは爽やかなのにエビに近いネットリを口の中でじっくりと主張するのがたまりません。 加味の醤油はこってり甘口のたまりです。

 

【焼物】:香住かにの陶板焼き

 造りを楽しんでいたらやって来たのが焼きカニ。目の前で焼くのかなと思っていたら変化球のお皿に配膳されてやってきました。お食事処の目の前が厨房なので、湯気が立ち上りほっくほっくの焼きたてです。水分が膨張し殻から身がはみ出ております。そして、溢れ出るカニ旨汁。

 爪、足2、胴身半身でこれがちょうど適量で最後まで温かく食べれます。あらかじめ絶妙に塩を持たせてあり、香住かにの旨味を熟知しておられます。

 いや~でかい、でかいですわ。パンパンです。カニ汁がぽたぽたと垂れてくるほどですが、紅カニは水臭いという方もいますが、旨汁はむしろカニのお澄ましです。爪身などは関節を折ると「ブシっ!」っと飛び出るカニ汁を浴びました。身離れが最高によくズルズルと頬張ると、ズワイガニは深味のある濃厚味噌汁と言う感じに対して、ベニズワイガニはあっさり清汁の上品に後を引かないという食べ口です。やはり、焼に関しては両方の味わい方がありますねぇ。

 胴身はカニほじ棒でほじくるとカニ汁が漏れ出てとても勿体ない。身離れがとんでもなくいいので、直接口でかぶりつくほうがジューシーに丸っといただけ、ズワイガニとは対照的に殻と身の間に旨汁が介在するのでスルスルと身がとれます。

 目の前で自分で焼くと臨場感はありますが、プロが香住カニの旨出汁を逃がさないように焼いて配膳される方が絶対にうまい!

 

【鍋物】:香住かに1杯 鍋野菜

 焼きのカニ爪もそうでしたが、これもかなりでかい。目測700gから800gぐらいありそうな大きさです。切り口の光沢が凄まじく、生カニのようで刺身としてもいけます。という説明はなかったのですが、足の半分ぐらいは刺しで頂いてしまいました。 野菜は早い白菜、エノキ、水菜、椎茸、人参。

 薬味には大根おろしに振り一味と刻みネギ。味付にはポン酢ですが、カツオ出汁の出汁ポン酢となっており紅カニとの相性がとんでもなくいい。

 一番大きな足は敢えて刺しで。たまり醤油ではなく、ツヤツヤの半透明の足をお鍋のポン酢に浸します。醤油よりポン酢の方が美味しかったかも。カニには酸味がある漬けダレほうが、私的にはカニ旨味が持ち上がります。しかし、紅カニの刺しの濃潤な甘さはクセになると痛風になりそうだ(因果関係は分からないそうです)。紅カニはやっぱり刺しが一番。

 横幅3㎝、縦幅4㎝以上の大きさがあるカニ爪にはギッシリと身が詰まっていますが、ズワイガニとは筋肉質自体に明確な違いがあります。ズワイガニは繊維がしっかりと硬さがあり哺乳類の肉でいうと完全な赤身。紅カニの爪は他の部位からすると歯応えはしっかりとしているが、一本一本の繊維がははっきりとして歯切れがよいソーメンのようで甘い汁が特徴的。私的には紅カニでは最も味が濃い部位。

 「カニちり」となっていましたが、火を通しすぎると水っぽくなる特徴があるので、どちらかというと「かにしゃぶ」で食べれるようにしてありました。火加減がとても難しく、昆布の出汁に蟹身を泳がせるのですが、10秒入れると水っぽい、3秒だと足り苦しい。む、むずいやんけ!!

 ズワイガニのようにカニ身とガラの出汁が鍋に出るではなく、紅カニは身が水分を吸い上げて水臭さがでるように思います。鍋はやっぱりズワイガニに軍配かな。

 

【揚物】:香住かに 季節の野菜

 野菜も自家製?なのかとんでもなく瑞々しく、芋類はほっくり極みの新鮮です。夏名残りの野菜は万願寺唐辛子、南瓜、紫蘇、丸十、茄子です。こちらも揚場からテーブルまで10秒かからず直送でさっくさっくの熱々です。サツマイモのほっくりとした甘さが特においしかったです。品数に合わせて出されるような旅館の天婦羅よりも遥かに旨い。

 メインの香住かには、サクリ・・・と衣を通り抜けるとブツんとちぎれる弾力と同時に滲みだすカニ汁。火を入れすぎると水臭さが出てしまうベニズワイガニへの熱の入りは必要最低限に旨汁をがっちり衣で閉じ込めてあります。そして甘い!!やはり甘い!! ん~、鍋用の足は2本ほどこちらに回してほしかったなぁ・・・。3本は小振りでも食べたい極楽味。

 天出汁は変わっていて、かなりこってり感のある酒の強甘味。聞いてみると「本だしとか酒です」ということでした。料理酒ではなく日本酒のマッタリ感が強く「地物の日本酒」を使っていたりする? 本だし?顆粒のやつ?にしては、青魚の風味がかなり効いているようにも感じるが如何に・・・。よくある天つゆでは薄味が多く、どっぷり浸すのが合いますが、鶴さんの天つゆは濃い味なので軽く浸けると素材の味を壊しません。

 

【食事】:蟹雑炊

 鍋出汁に若女将さんのお手製で雑炊を作ってくれます。「ひたひた」「こってり」かで質問があり、お出汁の加減を少なめ多めでを選べます。もうお腹一杯に近くこれ以上水分いれるのはつらいので、水分少な目の「こってり」をチョイス。真ん中には鍋で食べきれなかったカニ身を追加。たっぷり卵を溶いて頂いて、水切りお玉で濾して廻し入れ適度に塩で味付をしてくださいます。その時の画像を取り忘れたのが痛い。きめの細かい卵に仕上げる一手間。

 派手さはない素朴な黄金の卵にガッツリカニ身の入った雑炊。カニ身を口にしてもあまり旨味を感じることはなく。紅カニは煮すぎるとやはり旨味が逃げてしまうようです。生か焼で食すのが紅カニの旨いところか。夫婦2人の鍋なので、出汁とりに食べガラを入れ直して炊いてみましたが。ズワイガニほどの甲殻香ばしさは出ず、あっさり雑炊。まぁ、ここも好みか。ズワイと紅は甲乙2種をそれぞれ楽しみたい。薬味にはお鍋のネギに、焼き海苔、大根と梅干しの香の物。

 

【水菓子】:オレンジ

 海外産のような酸味もなければ甘味もほどほどで、お口直しのオレンジはスジっぽくはなく国産?オレンジも柑橘の国では国産をみることが増えました。カニはほとんどが水気なのだろうと思いますが、すでにお腹一杯のデザート。

朝食

 朝ご飯も同じ個室でいただきました。全体的に濃い味の甘く仕上げた手作り料理が並びます。出汁はやや単調感はあるものの、民宿では温かい物が温かく配膳さされることは珍しく、極々当たり前の温かい物は温かくという配膳がとても嬉しい。

 最初の配膳には、焼き魚と小皿の籠盛りです。

・高野豆腐 ・出汁巻玉子 ・茶碗蒸し

・蛍烏賊辛子酢味噌 ・赤飯 ・ほうれん草お浸し ・沢庵

 民宿朝飯ではなく完全に旅館朝飯です。変わった食感の高野豆腐には強めに醤油と砂糖を合わせてあります。 隣の出汁巻も砂糖を持たせて甘めながらも、箸をいれると出汁がジュわっと滲み出てくる、あったか配膳の本物巻き。 さらに右隣りの茶碗蒸しは酒甘く椎茸とカニ、夕食の天婦羅と同じアゴの本だし?のひたひたタイプでアッツアッツです。 辛子酢味噌の名産ホタルイカは旬程のプリりとした弾けはないので冷凍かな? 秋祭りの時期だったからでしょうか、厨房が覗けたので赤飯が積んでありました。中央の赤飯にはごま塩。素朴ながらも地元の方がつくられたと思わしき赤飯は旨し。 ほうれん草も旅館に負けない丁寧な茹で。漬物までもスーパーで売っているようなものではなくなんとジューシーな黄金の沢庵は自家製?

・えて鰈の一夜干し

 他の旅館で食するよりも、身振りは明らかに一回り大きくとんでもなく肉厚です。箸を入れると溢れ出す脂に白米にあう塩加減。少し大きめなので背骨はやはり口に残るが、歯が丈夫ならお皿に残す物はない程です。こちらは最初にテーブルには乗っていましたが、焼き立てでの配膳でした。

・揚げ出汁豆腐

 朝食の時間に降りていくと、香ばしくもパチパチと何かを揚げる音が耳に付きます。さすがに朝から揚物と思っていると、厨房からの直送の激熱の揚げ出し豆腐。カツオ節に水菜と糸唐辛子、餡は本だしにカニのほぐし身が入っていました。

・白米

・蟹と豆腐の味噌汁

・焼き海苔

 白米は美味しいがボソボソとした触感。一粒はボソボソですが何故かおいしい。 味噌汁の出汁にはカニの旨味が滲みだしベースはアゴと思わしき、やっぱり本だし? 味噌はかなり薄目ですが塩は濃く味噌汁なのに酒のような甘味が強い変わったものでした。全体としては甘めの汁が多い印象でした。

 

まとめ

 秋に紅カニを食するとなると口にできるのは、やはり兵庫県香住周辺のお宿だけで、漁獲のある北陸方面では押しは弱い。香住以外でも提供するお宿もありましたが、コロナの渦中以来滅されたように思います。

 昨年はカニが高騰してズワイガニを食しましたが完全な不発。今年は順調な香住カニの刺しを久しぶりに食いたいとしてお宿を検索しておりました。活香住カニ+極上温泉のタッグはやはり難しい・・・。香住は湯量が少ないのだろうなぁ・・・。なら、主を変えて香住カニの「刺し、天婦羅、焼き」のコースがどのお宿で口にできるのかと探して行きついたのが「鶴」さん。刺しは鍋からも食べれるが、天婦羅は鍋から2本追加したいがこれは事前に言っておけば対応してくれそう?カニの大きさと旨さに満足しながらも、心残りは天婦羅をもう少し食べたいぐらいでしょうか。甲羅味噌付きのプランもありますがお値段は少し上がります。

 民宿としては鶴さんはだいぶ頑張っておられます。

【鶴さんで心配しなくていい次項】

・アメニティは、まぁないだろうと思っていたのに全部そろっている

・お風呂が朝も利用できる、しかも湯もちゃんと入れ替わる

・部屋にトイレ!洗面もある!

・個室のお食事処!

◆冷蔵庫がないのはどこの民宿でも同じかな

 周辺のお宿に泊まったことがないのですが、水回りがお部屋にあるというのは現代に沿った宿泊スタイルで口コミからするとリピーターが多いのも頷けます。

宿泊料金

 これまで泊まったお宿で「カニ」というやつは、特に「活」の活きた生カニになると5万でとんでもない大きさが食べれることもあれば、ちんまりでしょぼしょぼになることもあるのがカニです。ズワイと紅カニで扱いも異なるのですが、それぞれに味わい方があるので相場に合わせているので当然といえば当然。甲羅味噌がないプランでもあったので、チョイスによりますが、甲羅盛りを足すと5000円UP。香住カニの味噌は美味いが1人2500円は高い・・・。最高級のズワイガニでは10万円ぐらいのプランもあるようなので、カニの相場次第ですが、極上ガニを味わうなら鶴さんだけでなく、味を追及するなら値段を覚悟する必要があります・・・。今回の紅カニはクーポンとポイント利用で35000円で満足度が高い宿泊ができました。

宿泊日:2022/秋

旅行サイト:じゃらん

プラン:★香住ガニ(紅カニ)激うま鍋会席★鍋(KAKU)さん家の特上のかに1.5杯コース★

部屋タイプ:木のぬくもりに癒される和室(7.5畳&洗面付き)

合計料金:46200(2人)

ゴールド会員スペシャルウィーククーポン:6000円

ポイント利用:6000p

支払い料金:34200円

加算ポイント:1386p

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