いい温泉宿、おいしい料理宿

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再び訪れたいお宿探訪と趣味のブログ

長座【岐阜県 福地温泉】~湯量豊富な上質泉と素材にこだわった地物にこだわった囲炉裏料理は納得の人気宿~

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旅情

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 本館の建物は駐車場から50mぐらい離れたところあります。駐車場の玄関ポーチに車を止めるとドアマンのお兄さんが玄関小屋から出てきました。

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 荷物を降ろして屋根付きの屋外廊下を通ってチェックインするというスタイル。雨だったのでスキーしてないのに、かばんにはスキー用品が一式入っていたので、ドアマンのお兄さんに筋トレをさせてしまいました・・・。

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 外廊下の終点は東屋のようになっており、囲炉裏と湧き水処があります。自家製の甘酒はやさしいお米だけの甘味。体を温めてくれます。湧き水も透き通った甘さがあるような口当たり。帰るときにペットボトルに頂きました。天然水割は安物焼酎を上物に変えてくれます。

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 東屋を出ると本館の玄関に到着です。

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 内装は飛騨の町屋造りですが、使いやすいようにお洒落にアレンジされています。玄関口が狭いので中はこじんまりしているのかと思いきや、玄関とフロントは表からは想像できない広さがあります。

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 玄関上がって右奥にあるロビーは天井が吹き抜けになっていて開放的。

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 ウェルカム茶は無いので、ロビーにはお茶サーバーが置いてあります。緑茶、玄米茶、麦茶、紅茶と種類が豊富です。本なども置いてあったので、読書をしながらお茶を頂くのもいいかもしれません。私的には長座さんクラスで出して頂くウェルカム茶と自家製お茶菓子をいつも期待しているだけに残念。海外からのお客さんが多くなると、ホテルスタイルが多くなるのかもしれませんね。

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 玄関とロビーの両隣には囲炉裏があります。熊さんとカモシカさんの毛皮がなんとも暖かいお座布団です。

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 この囲炉裏端では朝に訪れると、ホットしょうが湯のサービスがありました。ショウガの辛味がピリリと刺激的で目が覚めること間違いなし。

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 ロビーで宿泊の記帳を終えて、担当の方にお部屋まで案内して頂きます。フロント前抜けると廊下の突き当りにはお食事処とエレベーターがあります。下がるとお風呂。上がると宿泊棟です。廊下左には売店があります。お菓子や郷土の特産品などが売っています。

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 今回宿泊するお部屋へはエレベーターで2階に上がります。お部屋までの廊下と突き当りにある休憩処。館内にはこういう休憩処が多く設けられています。湯上り処には自動販売機がありました。

 

お部屋

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  「雪見月」というお部屋に案内してもらいました。入口のドアを開けると、いきなり3段の階段がある一風変わっています。

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 間取りは本間10畳+踏み込み+広縁+洗面トイレです。

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 プランは10畳なのですが13.畳ぐらいありました。天井飾りの梁がいかにも飛騨らしい雰囲気です。

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 少し変わった造りになっていて、入口からお部屋を取り囲むように廊下がついています。広縁の先には洗面と安心のシャワートイレ。

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 広縁も4.5畳程度あり広々としています。宿泊日は雨が降っていましたが、夜には雪になって翌日は白銀の世界に一変していました。美しい景色とは裏腹に帰路には予想外の積雪にスタックした車と事故が頻発し阿鼻叫喚状態となっていました・・・。

 お部屋には浴衣1枚、フェイスタオル・バスタオル各1枚、ドライヤー、足袋、歯ブラシ等のアメニティが一式用意がありました。お茶セットとお湯沸わかしタイプの電気ポット、冷蔵庫が備えてあり、お部屋に灰皿がありましたが、たばこの臭いは気になりませんでした。ロビーの囲炉裏に常に火がはいっているので館内全体は炭の香りがしているので、臭い移りが気になる方はクローゼットへ服を避難させておくといいかと。また、朝食後のお布団上げはありませんでした

 

お風呂

 長座さんのお風呂は4つの源泉から成ります。それぞれの湯舟に注がれるお湯は分析表を見ていると源泉が若干異なるようです。お湯の種類もそうですが、それぞれの湯屋は違った造りとなっているので、その趣向も楽しめるようになっています。男女別大浴場の内湯と露天風呂、無料利用ができる貸切風呂が3つ、川岸にある男女別の「かわらの湯」があります。

かわらの湯

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 車をつけたポーチのある玄関から、道路をまたいで1分ほど歩くと「かわらの湯」の湯屋が現れます。こちらは長座2号泉を使用し1号泉で調整しているとあります。泉質はナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉となっていました。わずかに鉄サビ臭がしてツルツルとした感触があります。

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 湯舟は4、5人が余裕をもって入れそうな大きさがあります。

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 なにより目を引くのが巨大な析出物の塊と化したかけ流し口です。もともと滝のように落としていたものが、既出物が成長して現在の形になったのでしょうか。

f:id:SiWaSu_CaT:20191120211008j:plain 温泉成分で浴槽内はヌルヌルしてかなり滑りました。かけ流し量は素晴らしく、淵からは贅沢な程お湯が溢れ出ていきます。

 ここは石鹸類の使用はNGで、アメニティ類も一切ありせん。木造の半露天なので冬季はかなり寒いと思われますが、脱衣所にはパワーのある石油ストーブが設置されていてます。また、本館から「かわらの湯」への移動は、寒さを凌ぐため綿入れの貸し出しをしていました。このお風呂だけ利用時間の制限があります。

大浴場

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 大浴場へはフロントのある階から1階下がります。ここのお湯は4つある源泉の混合泉となっています。湯感は無味無臭で気持ちのよいツルりとした肌触りです。

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  内湯には2人でいっぱいの小さな湯舟と、5人ぐらい入れる湯舟が隣り合ってあります。

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 小さい湯舟に源泉が投入され、木の仕切りから溢れ出たお湯が大きな浴槽に流れていきます。源泉の温度が高めなのであつ湯とぬる湯に使い分けてあるようでした。大きな湯舟の終点には捨て湯口の筒があったのでオーバーフローはありませんでした。

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 天井が高く設けられていて、湯気がこもらないので長湯にはもってこいの設計です。シャワー数も不足なく備えられています。

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 露天風呂へは内湯の洗い場横から出ることができます。お部屋の数からすると有り余る大きさで、お湯もダバダバと大量に掛け流されています。こちらにも木の仕切りがあって、大きな岩風呂の湯舟に源泉を入れて、仕切りの下の隙間を通ってお湯が移動しています。大きな岩風呂はあつ湯で小さい方はぬる湯になっていました。

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 脱衣所にはドライヤー、化粧水、髭剃りなどが揃っていました。

貸切風呂

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 貸切風呂へはお部屋の鍵についている磁気カードをカードリーダーに通して入ります。大浴場の入り口手前に未来的な入り口があり、どの貸切風呂が空いているのか表示されています。カードを差し込むと自動ドアが開きます。

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 ゲートを抜けて暖簾をくぐり通路を進みます。途中の通路は温泉床暖房にしているのかとても暖かった。

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 貸切風呂の入り口に到着です。貸切風呂は3つあり、すべての浴場には内湯と露天風呂が付いています。

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 内湯に若干の趣向の違いがありますが、おおよそは同じ構造になっています。泉質は大浴場と同じように、ツルっとしていて無味無臭なのです。湯舟が小ぶりだからといって、かけ流し量は抑えられることはなく、十分すぎる量が注がれてお湯は常に新しい。こちらにはシャワーがあり髭剃りなども置いてありました。

 

お料理

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 朝と夕両方とも松・桧というお食事処で頂きます。自分達は桧の会場でした。

夕食

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 お食事処に到着すると、職人さんが岩魚と五平餅をリアルタイムで焼いて保温してくれていました。こりゃうまいわけです。お料理はお野菜をふんだんに使った見た目は田舎料理かと思いきや、一品一品の味付けは丁寧に、素材を活かした郷土感がある素晴らしいものです。

 献立は頂いた献立表をもとに書いてあります。内容に関しては説明して頂いたものと、実際口にした感想を交えて記してあります。個人的な感想なのでご参考程度に見ていただければ幸いです。

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 なんとも重厚感のあるお食事処には布袋さんがいらっしゃいました。席にはそれぞれに囲炉裏が設けてあります。

f:id:SiWaSu_CaT:20191120212356j:plain こんな感じの配膳から夕食開始です。

 

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【食前酒】:大女将手作果実酒

【自家製燻製盛】:虹鱒、鴨、チーズ、かまぼこ

 食前酒の梅酒は甘すぎず、薄すぎず最初の一杯には気持ちのいい口当たり。 燻製は癖はなくおそらく桜チップ。どれもいい香りで塩加減がよく、食前酒で一杯やりながら頂くには丁度よかったです。もともと蒸し物であるカマボコを燻製にするという発想もすごい。味に深みが増します。

 

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【座付】:自家製野菜大鉢盛、鮭粕漬焼き 白酒寄せ

 大鉢は南京煮物、ほうれん草お浸し、牛蒡とフキのきんぴら、わらびと里芋?の炊いた物です。南京やほうれん草は薄味だけども、南京です!ほうれん草です!よろしくお願いします!という素材が主張してくるような天然の味。丸いお芋なんですが、1個目はシャキシャキしているという感じだったのですが、2個目の触感が里芋の触感でした。それとも違う芋だったのでしょうか。これに木の芽を添えてあります。 鮭粕焼きは、上にゆり根、パプリカ、菜の花と彩りを加えて、巻いた鮭の下には甘酒のゼリー寄せがありました。漬焼きは口に含むと味は薄く感じるが、酒粕のほんのりした甘味が移っていてとても品の良い香り。

 

f:id:SiWaSu_CaT:20191120212452j:plain【前菜】:季節の田舎料理

 ①ウドの大根巻きです。ウドを桂剥き大根で巻いて煮た物だと思います。薄い醤油味で炊かれていました。 ②えんどう豆揚げ。パン粉を軽くつけて、素揚げのようにしているのかな。さわやかな甘さ。 ③菱餅は赤が梅風味、白は甘酒、緑は枝豆でしょうか。ゼリー寄三段重ねです。ひな祭りの演出ですねぇ。 ④岩石豆腐。配膳係の方が岩石だと言っていたんです。うずら卵を赤く炊いて豆腐にパッキングしたような感じでした。豆腐というにはややクリーミーなカマボコの様。 ⑤芽キャベツの蒸し。特別な味付けはなくキャベツ本来の甘味は強い。 手作り感があって、お宿ですべて作っておられるのなら結構な手間です。

 

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【椀】:蜆薄葛仕立て

【お造り】:飛騨鱒若草和え あしらい一式

 蜆のお出しが効いた優しい葛湯の吸い物、香りに三つ葉がはいっていました。温かいものが間に入るとほっとします。 お造りのマスに散らしてある青い匂いは菜の花でしょうか。紅色の身はトロリとほどけます。湯葉の刺身も年輪状に巻いてあり、層になった触感がサクサクサクと歯が入っていくのが楽しい。下には桜の花びらを模した大根が敷かれ季節感を演出してあります。相方のと形が違ったので型での射貫きでないところが凝っています。あしらいには蓼、紫蘇花、山葵、大葉。敷物に笹葉。

 

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【串の物】:古地鶏串焼き、岩魚塩焼き、五平餅

 お食事処に入る時に職人さんが焼いていたものです。塩が強めの岩魚は、ほっこりとした食べ応えで、顔から尻尾まで丸っと頂けます。地鶏はたくましい噛み応えで実は硬い。硬いということはよく運動している鳥の硬さ。グモグモ噛めば鳥の脂が染み出し、炙られた炭の香りでコケコッコーと鳴きそうです。五平餅は小ぶりのありがたいサイズ。味は・・・お味噌だと思うのですが、気づいた時には何も考えずおいしく頂いていました。

 

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【煮物】:こも豆腐射込み含め煮

 海藻が入ったこも豆腐、山芋、さくら麩、ゼンマイ、フキに木の芽が飾られていました。事前に下ごしらえされていた食材に、火を入れて蒸すことでお出汁の蒸気で風味が移るという仕組みかな。そもそも「こも豆腐」とは?出来たての豆腐を簀の子で巻いて熱湯で茹で上げるとうものだそう。飛騨の特産品の1つです。歯ごたえのあるたんぱくな味です。

 

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【台の物】:飛騨牛すき焼き

 お肉はサシが入っていましたが、お肉には硬さがあり部位は中落ちでしょうか。和牛独特の香りは豊かに噛めば噛むほど旨味が増します。割り下はお酒とみりんが多いのか独特のコクがあり、砂糖と醤油が主張し過ぎない丁度良い味です。濃ゆい味付けではなく、とてもあっさりと食べることができます。これを生卵で。

 

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【揚げ物】:鳥つみれ五色あられ揚げ

 鳥のつみれに衣としてあられを付けて揚げてあり、季節のフキノトウ、よもぎ麩の天ぷらが並びます。素材と彩がとても春らしい。フキノトウとよもぎ麩はスタンダードに香り高い。鳥のつみれは弾力があってジューシー。この鳥!絞められたことに気づいていない!というような香ばしさ。

 

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【御飯】:飛騨産こしひかり

【止め椀】:豆腐となめこの味噌汁

【珍味】:珍味盛り

 止め椀は良く知られているナメコの風体ではなく、傘が開いた「ひらきなめこ」でしょうか。珍味は大根と大根菜の桜付け、フキの佃煮、蜆の鰹の旨煮かな。これまでのお料理の中では、この珍味が最も味付けが濃ゆい。

 

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【デザート】:パンナコッタ

 まったりとしているけど甘さ控えめのパンナコッタに、苺を蜜煮にしたものゼリーにして一体化させてミントを添えてあります。果物はキウイと品種はわかりませんが酸味が抑えられた柑橘。

朝食

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・朴葉みそ

・カラスガレイの柚庵焼き、はじかみ、紫蘇の佃煮?

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・籠盛り:①刺身こんにゃく酢味噌 ②ぼうれん草とお揚げの煮浸し ③温泉卵 ④キャベツと豆もやしのシーチキン和えに茄子の酢漬け添え ⑤叩きオクラと山芋のもずく

・白川郷の郷土料理:白いスープの牛肉つみれ、シメジ、豆腐、ネギ

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・炊き合わせ:鳥のつみれ入りゆり根饅頭、、大根、ふきの炊き合わせで、

・食事:白米、お味噌汁

・漬物:牛蒡の漬物と沢庵

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・おかゆと牛乳

・デザート:醤油のケーキ、生クリーム、みかん

 朴葉味噌は甘味が強く自家製でしょうか。 カレイは夕食の焼き物で出てきてもおかしくないぐらい大きさとお味。 白川郷のお料理は牛のお出汁に塩はあっさりとして食べやすい。 百合根饅頭は、ほんのり柚子の香りがして、サラフワッとした口触りです。そこに包んであった鳥が加わってゆり根の匂いが引き立ちます。 希望すれば、おかゆと牛乳も頂くことができます。牛乳は飛騨地方の地産のものだそうです。おかゆに入っているのはなめこの佃煮。 デザートは変わりものの醤油のケーキ。最初口にしたときは味噌と思ったので、醤油といわなければ味噌と思い込んでいたと思います。 品数や味付けに抜かりはなく、ボリュームの多さや内容から、夕食の献立だといわれても遜色ないものでした。

 

まとめ

 館内の雰囲気は他の奥飛騨の旅館にも負けず劣らず豪快で、モダンチックな部分も取り入れてあり使いやすいようになっていました。接客も丁寧で付かず離れず不便もなく気持ちよく過ごすことができます。温泉は掛け流し量が多く常に新鮮なお湯が楽しめます。また、湯舟の数も多く泉質も多少異なるところもあって好みによって入り分けできるのもいいです。お料理は北国では濃い目の味付けが多い中、意外にもあっさり味だけど、素材の味を活かした風味を味わう京風会席。かといって、郷土感は忘れることなく飛騨の地料理が堪能できます。量は多いのですけども、ほとんどのお料理はお野菜中心の物なので、翌朝にはしっかりとお腹がへっていました。

宿泊料金

 さて、宿泊料金です。公式HPや他の旅行サイトでも基本料金はあまり変わりませんでした。普段から安売りもされないお宿ですが、一休経由のyahooプレミアム会員であればポイントやクーポンが利用できたので、おおよそ通常のお値段から14%引き程度で泊まることができました。雰囲気、温泉、お料理のどれをとっても上質で、高評価のお宿であることに納得の内容とお値段です。

宿泊日:2019/3(土曜日泊)

旅行サイト:yahooトラベル(一休)

プラン:奥飛騨スタンダード~源泉飛騨牛と源泉100%天然温泉を楽しむ!

部屋タイプ:スタンダード和室10帖

合計料金:22680円×2名=45360円

クーポン:2000円(Yahoo!プレミアム会員特典)

ポイント:4330P(ポイント即時利用)

支払い料金:39030円

加算ポイント:390p

福地温泉 長座 宿泊予約

『じゃらん』

『Yahooトラベル』

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